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更新日:2024年3月26日
昼夜問わず危険な暑さが続いています。熱中症のリスクがとても高い状況です。
熱中症は、暑い中で、体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温を調整する機能が正常に働かなくなることにより発症します。
重症化すると、生命にかかわります。
危険な暑さが続いていますので、しっかり予防行動をとって、熱中症を防ぎましょう。
重症度 |
症状 |
対応策 |
---|---|---|
軽 |
めまい、たちくらみ、筋肉痛、 汗が止まらない |
涼しい場所に移動しましょう 衣類をゆるめ、体を冷やしましょう 冷たい水分や塩分を補給しましょう |
中 |
頭痛、吐き気、倦怠感(体がだるい)、虚脱感(力が入らない) |
軽症の対応に加え 特に脇の下、太ももの付け根、首などを冷やしましょう 自分で水分が摂取できないときは救急車を呼びましょう |
重 |
まっすぐ歩けない、 呼びかけに対し返事がおかしい 意識がない、けいれん、高い体温 |
救急車を呼びましょう 救急車が到着するまでは中等症までの対応をできる範囲行いましょう |
予防することで、熱中症の発症を防ぐことができます。
周囲の人と声をかけあって、熱中症を防ぎましょう。
暑い日は無理な外出は控える。
屋外では、日陰を利用する。
こまめに休憩をとり、頑張らない。
携帯型扇風機や保冷剤などのグッズを活用する。
我慢せずに上手にクーラーなど利用する。
網戸等を活用し、風通しを利用する。
涼しい服装をする。
日傘・帽子を使う。(帽子は時々はずす)
ゆとりのある衣服にする。
炎天下では黒色の素材を避ける。
水分補給のポイント
こまめに・のどが渇く前に・起床時・入浴前後
睡眠不足、体調が悪いとき、風邪をひいているときなどは特に気をつけましょう。
環境省では熱中症予防情報サイトにおいて、熱中症の発生しやすさを示す暑さ指数(WBGT)を提示されています。この暑さ指数が28℃(厳重警戒)以上となると、熱中症が増加する傾向にあります。
暑さ指数とは…人体と外気との熱のやり取りに着目し、
以上の3つを取り入れた指標です。
「熱中症警戒アラート」は熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。暑さ指数が33℃以上と予測された場合に「熱中症警戒アラート」が発表されます。
熱中症警戒アラートは前日の17時頃と当日の5時頃に最新の予測値をもとに都道府県単位で発表されます。
環境省「熱中症予防情報サイト」では、環境省・気象庁が発表する熱中症警戒アラートの情報をメールで配信するサービスや、環境省公式アカウントによるLINE通知を行っております。
詳しくはこちら「環境省熱中症予防情報サイト」から確認できます。
また、熱中症警戒アラートが発表された時は熱中症の予防行動をとることが重要です。
熱中症の予防行動については、こちら「熱中症警戒アラート発表時の予防行動」(PDF:1,541KB)を参考にしてください。
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