ホーム > まちづくり・環境 > 景観 > 表彰制度 > 佐世保市景観デザイン賞 > 「第7回佐世保市景観デザイン賞」が決定されました
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更新日:2017年7月27日
佐世保市では、「心やさしい海辺のまち・佐世保の景観づくり要綱」に基づき、周囲の景観と調和し、またはデザインが優れているといった建物等を市民の皆さんから募集し、「佐世保市景観デザイン賞」として選定し、表彰を行っています。
第7回を迎えた今回(平成16年度)のデザイン賞は、応募総数42件(応募者数31名)の応募があり、重複等を除いた選定対象の31件について、平成17年1月11日に開催された第13回佐世保市都市景観づくり委員会で選定を行い、以下の3件が選定され、決定されました。
また、平成17年3月29日に市長応接室にて表彰式が執り行われ、「本村邸」所有者の本村さんに表彰状と記念品が贈られました。
昭和7年に建築されたこの建物は、ロシアで学んだ建築家による設計と伝えられ、鉄筋コンクリートの外壁によるそのモダンなデザインの外観は、佐世保でも類が無く、希少価値のあるものです。
屋上の屋根は後から取り付けられたものですが、全体のデザインを当時のまま現在に至るまで、維持・管理された所有者の相当の苦労が伺われ、その努力も評価をするに値するとして選定されました。
第一次世界大戦の凱旋記念として大正12年に建てられたこの建物は、国際通りと佐世保川沿いの広々とした空間にシンボリックに存在しています。
外観、内観共に当時の姿が保たれており、また、市民文化ホールとして多くの方が利用する活動の場となっており、市民の愛着度も深いものとなっています。
佐世保市民が誇りを持てる、佐世保の近代史を代表する歴史的建造物の一つという事ができます。
周辺の公園や施設と一体となったこの通りは、春の桜、夏の青葉、秋の紅葉と四季を通じて人々の目を楽しませ、市民の憩いの通りとなっています。
散歩やジョギングを楽しむ市民の姿も多く、心やすらぐ通りとして、市民の愛着がある通りとなっています。
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