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更新日：2017年7月27日
「第10回佐世保市景観デザイン賞」が決定されました
第10回佐世保市景観デザイン賞決定！
佐世保市では、「心やさしい海辺のまち・佐世保の景観づくり要綱」に基づき、周囲の景観と調和し、またはデザインが優れているといった建物等を市民の皆さんから募集し、「佐世保市景観デザイン賞」として選定し、表彰を行っています。
第10回を迎えた今回（平成19年度）の景観デザイン賞は、応募総数49件（応募者数45名）のご応募があり、重複等を除いた選定対象の34件について、平成20年2月19日に開催された「第18回佐世保市都市景観づくり委員会」で選定を行い、以下の3件を決定しました。
第10回佐世保市景観デザイン賞
- 峰坂の平戸往還（佐世保市峰坂町）
- 250tクレーンや赤レンガ建造物を含むSSK造船所（佐世保市立神町）
- 佐世保公園と佐世保川の水辺（佐世保市平瀬町）
また、平成20年3月26日に市長応接室にて表彰式を執り行い、受賞者の皆さんに表彰状と記念品を贈呈しました。
峰坂の平戸往還（佐世保市峰坂町）
選定理由
峰坂の階段は、佐世保の中心市街地の高台に位置し、江戸時代に整備された街道の一つである「平戸往還」のルート上の一部分にあたります。延々と続く長い坂道は、当時の旅人の苦労を想い起こさせる場所であり、中でもこの峰坂の階段付近は、かつての往還の名残が風情として感じられ、急峻な地形に代表される佐世保の特徴的な景観のひとつとなっています。
250tクレーンや赤レンガ建造物を含むSSK造船所（佐世保市立神町）
選定理由
佐世保重工業株式会社佐世保造船所（SSK）の250tクレーンは、旧海軍により1913年（大正2年）に建造されました。「ジャイアント・カンチレバー・クレーン」というこのタイプのクレーンは、国内はもとより世界でもあまり残っていない貴重なものとなっています。また、造船所内には赤レンガ造の建造物や6つのドックがあり、いずれも旧海軍工廠時代に建造されたものです。これらのクレーンやドック、赤レンガ造の建造物は、現在まで大切に引き継がれて使用されており、市の歴史を物語る近代化産業遺産として、みなとまち佐世保のシンボル的な景観として親しまれています。
佐世保公園と佐世保川の水辺（佐世保市平瀬町）
選定理由
佐世保公園には大きなクスノキやサクラ、ツツジといった木々があり、1年を通じて季節を感じる事が出来る公園となっています。また公園沿いの佐世保川の護岸は、周辺の環境に配慮した親水護岸（階段護岸）によって整備されています。この公園と河川が一体となった広がりのある空間は、市の中心部にありながら、お互いの相乗効果によって、身近に緑と川の水辺に親しむ事が出来る空間となっており、市民の心安らぐ憩いの場となっています。
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