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更新日:2017年9月7日
中東呼吸器症候群(MERS:Middle East Respiratory Syndrome)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症で、原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。
主として中東地域*1で患者が報告されています。このほかの地域*2からも患者の報告がありますが、これらはすべて、中東地域への渡航歴のある人もしくはその接触者であることがわかっています。
*1中東地域における発生国は、アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン(2017年7月7日現在)
*2流行国以外に患者発生がある国は、ヨーロッパ(イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、トルコ、フランス)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(韓国、タイ、中国、フィリピン、マレーシア)、北米(アメリカ合衆国)及び中東(イラン、バーレーン、レバノン)(2017年7月7日現在)
発熱又は咳などの急性呼吸器症状があり、発症前14日以内に中東地域への渡航歴がある方は、病院を受診する前に、保健所へご連絡ください。
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