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更新日:2021年10月5日
日本では、ダニに咬まれて感染する病気として、日本紅斑熱、つつが虫病などがあります。そして近年、野外にいるマダニが原因の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が国内で発生しています。
マダニ類やツツガムシ類は、山林や草むらや藪などに生息しています。特に3月~11月にかけて活動的になるので注意が必要です。
また、昨年1月北海道において、マダニが媒介する新たなウイルス感染症、エゾウイルス熱が発見されました。これまでのところ死者は確認されていませんが、マダニに刺されて数日から約2週間後に発熱や筋肉痛などの症状が主徴としています。エゾウイルスについては、他のダニ媒介感染症と同様にマダニに咬まれないようにする予防措置が重要です。
農作業や庭仕事、レジャー等野外で活動する際にはダニに咬まれないことが重要です。
吸血中のマダニを見つけた場合、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあるので、できれば病院(皮膚科)で処置を受けましょう。
マダニに咬まれたら、2週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が出た場合には、早めに病院を受診しましょう。
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