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更新日:2018年7月3日

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産とは

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産とは

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、長崎と天草地方の潜伏キリシタンが禁教期に密かに信仰を続ける中で育んだ独特の文化的伝統を物語る12の資産で構成され、2018年6月に世界文化遺産として登録されることが決定いたしました。

世界遺産としての価値

~キリスト教が禁じられる中ではぐくまれた日本独自のかたち~

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、キリスト教が禁じられている中で長崎と天草地方において日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。

それらは、潜伏キリシタンの伝統の始まりからその形成、維持、拡大の段階を経て、新たな信仰の局面の到来によって伝統を変容し、終わりを迎えるまで、潜伏キリシタンの伝統の歴史を語る上で必要不可欠な12の構成資産からなります。

それらは、大航海時代のアジアにおいてキリスト教宣教地の東端にあたる日本列島の中で、最も集中的に宣教が行われた長崎と天草地方の半島や離島に点在しています。

潜伏キリシタンとは?

キリスト教が禁じられていた17~19世紀の日本において、ひそかにキリスト教由来の信仰を続けていた人々のことを「潜伏キリシタン」と呼びます。なお、禁教が行われる以前にキリスト教に改宗した人々のことを、同時代の日本ではポルトガル語由来の「キリシタン」と呼びます。

また、キリスト教が解禁となった19世紀後半以降も引き続き潜伏キリシタン以来の信仰を続けた人々のことを「かくれキリシタン」と呼びます。

 

世界遺産登録への道のり

平成19年 ユネスコ世界遺産暫定一覧表へ登録 済マーク
 

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平成19年 推薦書原案や各種資料の作成 済マーク
 

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平成29年 国の文化審議会による審議 済マーク
 

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平成29年1月 閣議了解による決定 済マーク
 

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平成29年2月 国からユネスコへ推薦書提出 済マーク
 

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平成29年夏ごろ

専門機関による現地調査

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平成30年6月

 

 

ユネスコ世界遺産委員会での審査・登録

 

 

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お問い合わせ

観光商工部観光課

電話番号 0956-24-1111

教育委員会教育総務部文化財課

電話番号 0956-24-1111

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