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更新日:2023年5月2日

旧佐世保無線電信所第一号電信塔(針尾送信所1号塔)

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日本遺産説明板(英語)

 

針尾送信所の1号無線塔は大正7年(1918)11月より建設が始まり、大正11年(1922)5月に3本の無線塔の中で最初に完成した。無線塔の大きさは図(1)のようになっている。写真の頂部にある1辺が18m三角形の構造物は、空中線支持構造であるが、昭和50年(1975)に撤去された。

当時、佐世保鎮守府では、耐海水コンクリートや修理艦船係留場(立神係船池)、重油槽など日本最大のコンクリート構造物の技術が蓄積された。無線塔の施工では、塩分の少ない川砂や砂利を布で拭いて使い、時間をかけた丁寧な施工が行われた。塔の表面は、建設後100年経ても型枠の跡が鮮明に見え、顕著な劣化が見られない。高品質の鉄筋コンクリートの構造物として残されてきた貴重な構造物である。

旧佐世保無線電信所第一号電信塔_図(1)

図(1)1号無線塔

旧佐世保無線電信所第一号電信塔写真(1)

写真(1)和20年代の1号無線塔

 

指定等の状況

国重要文化財

交通

高畑下車徒歩25分

所在地

佐世保市針尾中町382

見学

9時00分~12時00分

13時00分~16時00分

休館日:年末年始(詳しくはこちら

 

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お問い合わせ

観光商工部観光課

電話番号 0956-24-1111

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