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更新日:2018年7月24日
平成28年に日本遺産に認定された、「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 ~日本近代化の躍動を体感できるまち~」。鎮守府がおかれた旧海軍ゆかりの四都市で構成している日本遺産です。
明治期の日本は、近代国家として海防力を備える必要があったため、国家プロジェクトにより天然の良港4か所に軍港を築き、鎮守府を置きました。
静かな農漁村に人と先端技術が集まり、独自の都市形成の歩みの中で軍港都市が誕生し、日本の近代技術が育まれました。
日本の近代化を推し進めた四市には、海軍由来の食文化もまちに浸透し、多種多様な数多くの近代化遺産とともに、躍動した往時の姿を体感できます。
明治期の日本。佐世保鎮守府は「西海の護り」として、日本最西端に位置する佐世保の地に1889年(明治22年)7月に開庁いたしました。
鎮守府という旧日本海軍の拠点がおかれたことで、鎮守府にとって最も重要な設備である水道施設をいち早く整備し、鉄道敷設、市街地区画整備などといった大規模なインフラ整備が急速に進みました。インフラが整った佐世保のまちには、人や最先端の技術が集まり、軍港を中心とした近代的なまちとして、発展してきました。
市内各所に鎮守府ゆかりの文化財が残っており、100年を超える時がたった現在でも、稼働している施設が多く残ります。また、鎮守府がもたらした工業技術はいまも脈々と受け継がれています。
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(JapanHeritage)」として文化庁が認定を行います。
ストーリーを語る上で不可欠な魅力溢れる有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用し、地域の活性化を図ることを目的としています。
これまでに全国で54のストーリーが認定されています。(平成29年7月現在)
佐世保市には、「鎮守府」とともにW認定を受けた「日本磁器のふるさと 肥前 ~百花繚乱のやきもの散歩~」があります。
<外部リンクです。別サイトで開きます。>
関連リンク
(公財)佐世保観光コンベンション協会のHPへリンクします。
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