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更新日:2017年8月13日

【島瀬美術センター】ブログ「しまび日記」~おはなしの会“愛と平和”を開催しました~

みなさま、こんにちは。今日8月13日(日曜日)は、8日と9日に続いて3回目のおはなし会でした。今回のテーマは“愛と平和”です。シャガールの絵から感じる“愛と平和”をテーマに、5つの絵本をおはなしマルシェのみなさまに読んでいただきました。

『しゅくだい』原案/宗正美子、文・絵/いもとようこ

シャガールの作品から“愛”を感じますね。おはなしマルシェの新井さんが感じたのは、都会での一人暮らしを支えてくれたシャガールのポスターの赤い花の絵。おはなし会では、“愛”というキーワードから、この絵本が選ばれました。内容は、モグラのもぐくんの学校で先生が出した宿題「だっこ」について展開するストーリーです。家族のスキンシップの大切さが描かれたこころあたたまるお話。

『おおきな木』文/シェル・シルヴァスタイン、訳/村上春樹

シャガールの版画には様々な愛のかたちが表現されています。この本は“無償の愛”をテーマにした作品です。原作のタイトルは『THEGIVINGTREE』、すなわち“与える木”です。なぜ、そこまでの愛を注ぐことができるのか、自分に置き換えて考えてみると、母と私?、それとも夫と私?、といろいろ思いめぐらせてしまいました。シンプルなイラストと文章のなかにも深い解釈ができ得る内容です。

『たぶんほんと』文/間部香代、絵/ナタリー・レテ

シャガールの色と言えば、何色と想像しますか?赤と思う人もいれば、青と思う人もいるでしょう。この絵本は、ピンク色が印象的なパリ在住の画家の絵です。絵から物語が生まれてくるようなシャガールに通じるところもある絵本でした。「バイバイするのがいやだから、パパとママはけっこんしました」のフレーズは心に残りました。

『だいすきのしるし』文/新井悦子、絵/岡田千晶

シャガールの作品にたびたび出てくるキス。キスは愛情表現のひとつです。この本の場合はどうでしょう。お母さんは発表会に来れるかどうかわからない中で、れなちゃんの手をぎゅっぎゅっとにぎりました。手をにぎる、これも愛情表現のひとつですね。手をにぎるというのは、心が落ち着くおまじないのようです。れなちゃんの心の変化が手にとるようにわかるお話でした。

『はじまりの日』詩/ボブ・ディラン、絵/ポール・ロジャース、訳/アーサー・ビナード

シャガールの作品からは音楽が聴こえてくるようですね。それは『ダフニスとクロエ』だったり、『サーカス』だったり。シャガール自身、画家を目指す前に音楽学校への進学を考えていたこともあるそうです。この絵本は、歌詞で初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランのフォー・エバー・ヤングを元にした絵本。民族、宗教を超えて、すべての子どもに向けられた歌。シャガールが描き続けてきた“愛と平和”につながる絵本でした。

 

お盆のなか、暑いなか、ご来館いただいたお客様、そして、おはなしマルシェのみなさま、ありがとうございました。

次は、8月15日(火曜日)14時から、おはなし会“戦争と平和”です。おはなし会は、中2階で行ないます。「シャガール展」は有料ですが、おはなし会“戦争と平和”へのご参加は無料です。みなさまのお越しをお待ちしています。」

abcd

 

 

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企画部島瀬美術センター

電話番号 0956-22-7213

ファックス番号 0956-22-7226

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