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更新日:2020年5月10日

【島瀬美術センター】5月18日「蘇った北村綱義の色復展」開幕。

このたび、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、休館し、4月に開催する予定だった「蘇った北村綱義の色復展」を開催する運びとなりました。

本展は、昨年10月、修復のため、たけのした工房へお預けし、約半年間の修復作業を終え、今年3月、佐世保市博物館島瀬美術センター(通称:しまび)に戻ってきた北村綱義の作品16点をご紹介するものです。

北村作品は、しまびにて「セレクション・コレクション北村綱義展~もも色の世界展~」(6月6日~6月16日)開催の際、作品に亀裂や剥離、剥落、擦れなどが多数、発見されました。作品は、経年に加え、光、温湿度、移動負荷、保存環境などさまざまな条件が影響し、劣化が進みます。ミュージアムは、作品を“展示”することと“保存”することの相反する学芸業務の使命を担っています。本展では、その両方を知っていただくよい機会となるのではないでしょうか。蘇った北村綱義の作品をお楽しみいただくとともに、どのように修復をしていったか絵画修復の過程をあわせてご覧ください。

《花時計のおぼろ月》北村綱義

2003年制作、画布に油彩、縦530×横456mm

支持体(カンヴァス布)が汚れがあり、絵具層に亀裂や剥離、剥落がありました。剥離や剥落のひとつは、その状態のまま上から油絵の具で塗り固められ、加筆されていました。そのため、絵の具が剥離したまま固まってしまい、内側に空洞ができていました。そこで、加筆部分の絵の具をできるだけ削り、剥離を接着させる修復を行ないました。

 

 

 

 

 

 

 

《花時計の夜想曲》北村綱義

2003年制作、画布に油彩、縦455×横530mm

この作品も亀裂や剥離、剥落がありました。また、一部に擦れや引っ搔き傷も見られました。修復では、亀裂、剥離の接着、剥落の充填を行ないました。

 

〔写真〕修復をする竹ノ下磨須子氏、堺智子氏

修復作業は、「絵画修復たけのした工房」の竹ノ下磨須子氏、堺智子氏によって進められました。お二人は長崎県で油彩画を修復できる唯一の専門家です。本展では、作品一つひとつがどのような状態だったか、それをどのように修復していったのか詳しくご紹介します。

会期2020(令和2)年5月18日(月曜日)~6月28日(日曜日)火曜休館

時間10時~18時(入館は17時30分まで)

会場佐世保市博物館島瀬美術センター(2階展示室)

観覧

主催世保市博物館島瀬美術センター

お問い合わせ

企画部島瀬美術センター

電話番号 0956-22-7213

ファックス番号 0956-22-7226

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