佐世保市博物館島瀬美術センター > 企画展 > 過去の企画展 > セレクション、コレクション展~書道家安永龍峰~
ここから本文です。
更新日:2018年6月13日
佐世保市博物館島瀬美術センターの収蔵品を中心に、今回は“書”をテーマにとりあげます。
とりあげるのは、安永龍峰。氏は、佐世保書道教育の草分けとして多くの子弟を育て、郷土の書道振興に多大な貢献を果たしました。本展覧会では、来年、没後30年となる安永龍峰(1898~1986)の業績を顕彰し、多くの市民の皆様に書の素晴らしさをご紹介する展覧会です。特別出品として、安永龍峰の色紙≪小倉百人一首≫なども展示します。
3月4日(水曜日)~3月16日(月曜日)
4階は3月19日(木曜日)まで展示
佐世保市博物館島瀬美術センター4階、3階
無料
1898(明治31)年、福岡市鞍手郡若宮町に生まれる。1921(大正10)年、福岡師範学校を卒業。1929(昭和4)、長崎県立佐世保商業学校教諭となる。1930(昭和5)年、太玄書道会を設立し、人に教える一方で、漢字を辻本史邑に、仮名を安東聖空に師事する。中央展にも数多く出品し、日本書芸院関西展文部大臣賞・東方書道会展特選賞などを受賞。戦後も日展に6年連続入賞するなど精力的に活動していく。1949(昭和24)年まで、長崎県立佐世保商業学校、その後は1974(昭和49)年まで、長崎県立佐世保北高等学校・聖和女子学院高等学校で教鞭をふるい、佐世保書道教育の草分けとして多大な功績を残した。1986(昭和61)年没(享年87歳)。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください