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更新日:2022年12月13日
本市が進める「英語で交わるまちSASEBOプロジェクト」の一環として、今年度より新たな事業がスタートしました。子どもたちが日頃学校で学んでいる英語について、「もっと知りたい」「もっと挑戦したい」と思う意欲に溢れた市内の小学6年生を対象に、楽しく英語に親しむとともに、日本と海外の文化の違いを発見し、英会話の際のマナーの違いなどを知るプログラムを半年間、10回にわって開催するものです。(令和3年度の募集は終了しております。)
このプログラムは、「子どもたちが、自分の想いや考えを積極的に英語で伝えようとする姿」をねらいとしています。ただし、単に英語を話せるようになるだけではなく、併せて異なる文化や習慣の中で暮らす海外の人たちの考えや生活を同時に学び、相手を理解する心も大切だと考えています。このプログラムで経験する英語と異文化理解の活動が、将来、「世界で活躍する子どもたちの未来」への足掛かりとなることを願っています。
長崎県立大学・山崎教授を代表とする「英語異文化教育研究会PIEES(ピース)」の講師陣が、英語を交えた様々なワークショップや、英語本来の発音を意識した活動、異文化理解の講座など、たくさんの発見や驚きがある楽しいプログラムを行います。
本市出身。カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校大学院修了。現在、長崎県立大学地域創造学部教授。専門は英語教育学、異文化コミュニケーション。アメリカの大学で講義を9年間担当。日米の国際家族に育ち、言葉と文化が不可分であることを痛感。数々の通訳業務や映画の翻訳でも活躍。『ゼロからスタート日・英くらべてわかる英会話』など著書多数。
英語と異文化を同時に学ぶという趣旨で活動している大学教員、小中学校の教員などによる研究会です。(the Program for Intercultural Education and English Studies)
今回、12名の小学6年生のキッズたちがグローバルキッズ・チャレンジに参加しています。
プログラムでは様々なコーナーを設けており、その中からいくつかの活動の様子をご紹介します。
Play Time
グループに分かれボールを使った英語の発声ゲームに挑戦しました。今回初めて出会った他校の仲間や講師の先生たちとのIcebreakになりました。
Culture Time
Ronnie先生によるCulture TimeではIndependence Day(アメリカ独立記念日)を題材にアメリカの歴史や文化を学びました。
Culture Time
アメリカの貨幣に実際に触れ、種類や形、大きさ、名称などを学びました。
25セントや75セントなど日本人にはなじみの薄い単価の貨幣が使われていることを知りました。
Play Time1.
1-dollar Shop! チームに分かれ、並べられた色々な品物から1ドルに設定されたものを選び、不正解だと通貨の玩具で支払いをします。最後に金額が多く残ったチームが勝ち。ゲームを通して慣れないアメリカ貨幣のやりとりに挑戦しました。
Play Time2.
Vocabulary War! 2チームに分かれ1組ずつジャンケンを行います。勝った人はボールを2つ、負けた人はボールを1つ貰い、今日学んだ言葉を発音した後その絵が貼ってあるバケツにボールを投げ入れます。対戦ゲームを通じて楽しく発音練習を行いました。
Ronnie先生とMark先生の2人が彼らの故郷New Yorkについてプレゼンテーションを行い、地形や位置、人気のある食べ物や名所、盛んなスポーツ、人々の生活など様々なことを知ることが出来ました。
4つのグループに分かれたキッズたちは、会場内に設置したハンバーガーショップで、ファストフード店での食べ物の注文の仕方を練習しました。お金の支払いはアメリカドル(玩具)で行い、前回の復習を行いました。
新型コロナウイルス感染症拡大により、Day4からDay6が中止となってしまいましたが、ようやく再開することが出来ました。
Brandon先生が、アメリカ中西部に位置する故郷カンザス州について、クイズ形式で紹介してくれました。州のアイドル的動物はなんとBuffalo!前回のNYに続いて日本の生活との違いを学びました。Kidsたちも英語での質問にも挑戦しました。
3チームに分かれてPictionaryゲームに挑戦しました。Brandon先生から与えられたキーワードにそって代表のKidsたちは何の絵を描くか相談します。残りのKidsは分かった時点で答えを英語で発表しました。
コロナ禍でこれまで中止が続きましたので、当初の予定にはありませんでしたが、今回、HalloweenをテーマにAdditional Dayを開催しました。今日は、Kidsと講師はみんなそれぞれが衣装を身に着けて参加しました。会場の雰囲気はすっかりHalloweenです。
日本でも人気イベントとなったHalloweenについて、前田先生がクイズを交えながら説明しました。
そのあとは、オレンジ色の大きなカボチャを使ってJack O Lanternづくりを行いました。日本の緑色のカボチャとは全然違いましたね。最後はTrick or treatを交えての対話練習も行いました。
楽しい異文化体験が出来ました。(マスクは撮影時のみ外しました)
今回のCulture Timeはアメリカ南部に位置するルイジアナ州についてです。Zak先生が魅力あふれる故郷についてプレゼンテーションを行いました。
また、前田先生が留学当時の珍しい体験も含めて語ってくれました。ジャズ、タバスコ、美味しそうな郷土料理など。そしてワニがいる日常生活!?
グローバルキッズ・チャレンジのオリジナルテキスト「Lisa&Ron」を使って対話の練習を行いました。
2チームに分かれてのクイズ対戦です。両チームから一人ずつ前に出てスクリーンに投影した問題に対して英語で早く回答した方が勝ちです。分からない回答はチームのみんなで相談して力を合わせて回答しました。
朝一番は外国人講師とのおしゃべりで準備運動を行いました。
今回のCulture Timeでは久家先生がイギリス・ロンドンでの生活についてクイズを交えながら紹介をしてくれました。
ここはどこでしょうか?
「はい!UKです!」
イギリスではなくUK。さすがグローバルキッズです。
3人ずつのグループに分かれメンター講師の助言のもと、Day10で外国人講師を相手に行う対話活動「Sasebo Time」に向けて、尋ねたい質問や英語表現、発音方法等について準備と練習を行いました。
次回はいよいよ最終日です。
ついに最終日です。外国人講師たちと1対1で佐世保をテーマに会話をする「Sasebo Time」に臨みました。「佐世保で一番好きな場所は?」「一番の思い出は何ですか?」など、Kids全員がこれまで学び、実践してきた成果を存分に披露できました。
❝We Wish You a Merry Christmas❞ ❝Santa Claus is Coming to Town❞
練習をしてきたクリスマスソングを会場全員が参加して英語で歌いました。
修了証書の授与の後、山崎先生とZak先生の二人からこれまで頑張ってプログラムに挑戦してきたKidsたちに卒業を称えるコメントを頂きました。‟継続は力なり”です。また、朝長市長からも温かいメッセージが届きました。
SASEBO グローバルキッズ・チャレンジは本日で終了しますが、これからも、今回のプログラムで培った経験を胸に抱いて、‟世界に広がる未来”に向かって英語への挑戦を続けてください。
(マスクは撮影時のみ外しました)
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