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更新日:2021年6月15日
白南風幼稚園の花壇やクローバー畑には毎年いろいろな種類の虫たちがやってきます。
キャベツの葉っぱにはモンシロチョウの幼虫が、ビオラやパンジーの花にはツマグロヒョウモンの幼虫が、クローバー畑にはバッタやテントウムシが…
子どもたちが見つけては虫かごに捕まえ、図鑑を広げて観察したり、友達と見せ合ったりしています。
かがやき組(5歳児)では、ツマグロヒョウモンの幼虫を飼育することにしました。
ツマグロヒョウモンの幼虫です。6月1日に捕まえました。見た目はこんなですが、触っても大丈夫!
6月3日、飼育ケースの天井にぶら下がったかと思うと、蛹に変化しだしました!もぞもぞと体を動かして上手に皮を脱いでいきます。子どもたちも目を輝かせて見ていました。
蛹になってから約10日間、6月14日(月曜日)登園して飼育ケースを覗いてみると、立派な蝶に羽化していました!土日の間に羽化したために、蝶になる瞬間は見れませんでしたが、子どもたちは大興奮。交代で飼育ケースを覗いては、「すごいね!」「元気だね!」と、感動の言葉を口にしていました。
その日の午後、みんなで外へ逃がしてやりました。「元気でね~」と手を振る子どもたちです。
抜け殻になった蛹を不思議そうに触る子どもたち。
ある子が「どうしてこの蛹は蝶にならなかったの?」と聞いてきました。どうやら蛹から羽が生えて蝶に変化すると思っていたようで、「卵みたいに、蛹が割れて蝶が生まれるんだよ」と伝えると、「え!?知らんかった…」とびっくりしていました。
身近な生き物の飼育や観察を通して、生命の不思議に触れ、いろいろな発見や感動を子どもたちと一緒に、今後も楽しんでいきたいと思います。
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