ホーム > 市政情報 > ようこそ市長の部屋 > 市長のメッセージ > 西海橋の登録有形文化財にかかる国の文化審議会答申について

ここから本文です。

更新日:2018年7月20日

西海橋の登録有形文化財にかかる国の文化審議会答申について

 本日7月20日、国の文化審議会において、佐世保市と西海市に跨って架かる「西海橋」が登録有形文化財(建造物)として登録すべきとの答申がなされました。

 西海橋は、長崎県南部と北部を結び、西彼杵半島の振興を図る「夢のかけはし」として多くの人々の期待を担い、昭和30年(1955年)10月に旧建設省の直営事業として架けられました。橋脚と橋脚の間の長さを示す支間長が200mを超える、国内初の長大橋で、建設当時、「東洋一」の規模を誇っていました。建設がはじめられた昭和25年はまだ戦後間もない時期であり、物資も乏しい時代でした。そのためできるだけ鋼材を節約しつつ、十分な強度を持たせる必要がありました。さらに国内初の長大橋にふさわしいデザインも求められました。この難題に挑み、実現させた技術者たちの多くは20代の若者で、彼らの奮闘や、部下の手腕を見抜き、彼らを信頼しすべてを任せた上司の姿勢など、今こそ見習うべき点の多いプロジェクトだと思います。

 そして、西海橋の架橋で培われた技術と経験は、長大橋建設の礎となり、天草五橋や関門海峡大橋、そして瀬戸大橋の架橋に至るまで大きな影響を与えました。このことが高く評価され、今回の登録に結びつきました。

 このたびの答申により、本市では14件目の登録有形文化財の誕生となり、戦後に建設された構造物としては初めての登録となります。また、佐世保市と西海市に跨る登録であることも大きな意義があると考えております。佐世保市は平成28年に中核市となり、現在、連携中枢都市圏の形成に向けた取り組みを進めておりますが、今回の登録により、佐世保市と西海市の連携がまた一歩前進したことを確信いたしております。

 西海橋の価値をお取り上げいただいた文化庁及び文化審議会委員の皆様、そしてこれまで調査にご尽力いただきました長崎大学の岡林隆敏名誉教授や、登録にご理解とご協力をいただきました長崎県、西海市の皆様に、この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。

 今後、日本における長大橋の技術発展を示す貴重な文化財として、広く国民・市民の皆様に価値をお伝えするとともに西海橋の保護・保全に尽力してまいりたいと考えております。

平成30年7月20日
 佐世保
市長
 

お問い合わせ

教育委員会教育総務部文化財課

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページの内容は参考になりましたか?