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更新日:2023年8月18日
みなさんの事業所で環境マネジメントシステムを導入しませんか?
現在、大気中の温室効果ガスの濃度が高くなることにより、地球の温度が上昇する地球温暖化が進んでいます。温室効果ガスのうち、二酸化炭素(CO2)は大気中の濃度や排出量が多いため、地球温暖化へ大きな影響を及ぼしています。
地球温暖化の主な原因となっているCO2は、個人の日常生活だけでなく事業活動からも排出されています。佐世保市内のCO2排出量は、運輸部門が28.0%で最も多く、次いで民生部門業務系が27.9%、産業部門が21.2%となっています。
環境に対する意識の高まり、環境関連の規制が厳しくなってきたことなど、事業活動に伴い発生する環境負荷の低減や環境負荷の少ない製品・サービスの提供といった環境に配慮した活動は、いまや事業所に求められる重要な取り組みの一つです。
そのための取り組みとして、「環境マネジメントシステム」を構築し、運用することで環境への取り組みを効果的に推進することができます。
佐世保市役所は、市の事務事業によって排出される温室効果ガスを削減するため、「日常的な省エネ省資源行動」や「施設や設備への環境投資」といった佐世保市役所エコプランの取組方針に基づく活動において、PDCAサイクルを活用した継続的改善を図り、環境負荷の低減に努めています。
事業活動を通じた環境への負荷(大気汚染、水質汚濁、資源・エネルギー消費、廃棄物など)を低減することを目的として、事業活動全般を管理・改善するために用いる経営管理システムです。
環境マネジメントシステムの手法は、Plan(計画)→Do(実施)→Check(点検)→Act(見直し)(PDCAサイクル)を実施して、継続的に改善していくことにより、環境負荷を低減していきます。
導入のメリットとして、下記のようなことが見込まれます。
国際標準化機構(ISO)が定めた環境マネジメントシステムの手順、手法を標準化し体系化した国際規格です。この規格は、継続して環境負荷の提言を図るための手法や仕組みを定めており、認証取得することで国際的に環境に配慮した組織であることを表明できます。
中小企業など向けに、CO2の削減など自主的に環境保全の取り組みをすすめるための方法として環境省が策定したものです。ISO14001よりも、認証登録の手続きや運用コストの面で、取り組みやすい内容になっています。
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