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更新日:2017年5月17日
黒島の集落とは
~平戸藩の牧場跡の再開発地に移住し、仏教寺院でマリア観音に祈りをささげながら信仰を続けた集落~
「黒島の集落」は、19世紀半ばに潜伏キリシタンが平戸藩の牧場地跡に再開発地となっていた場所へ移住し、自らのかたちで信仰を継続しようとした集落です。平戸藩が黒島の牧場地跡への耕作移住を奨励したのに応じて、島外各地から黒島へ移住した潜伏キリシタンは、表向きに所属していた仏教寺院でひそかに「マリア観音」の像に祈りをささげ、既存の仏教集落の干渉を受けることなく自らのかたちで信仰を続けました。解禁後はカトリックへと復帰し、かつての水方屋敷を「仮の聖堂」とした後、島の中心部に教会堂を建て、その伝統は終わりを迎えました。
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