更新日:2023年7月7日
避難の用語に関する知識
避難に関する情報の違いについて
防災行政無線や広報車などを通じて市が出す避難に関する情報には、災害の状況や被害予測によって違いがあります。
避難に関する情報を入手したときは、あわてず・あせらず・おちついて行動しましょう。
発令される避難情報
災害対策基本法の一部改正により、警戒レベル4「避難勧告」が廃止され、「避難指示」で必ず避難へと変わりました。
高齢者等避難(警戒レベル3)
- 避難をするのに時間がかかる高齢者や障がいのある方等は、危険な場所から避難を始めてください。
- 高齢者だけの情報ではありません。高齢者等以外の人も必要に応じその日の行動を見合わせたり、自主的に避難するタイミングです。
- 非常時持ち出し品を用意するなど、いつでも避難できるように準備してください。
避難指示(警戒レベル4)
- 避難中の方は、確実に避難を完了してください。
- まだ避難を開始していない方は、直ちに危険な場所から避難を始めてください。
- 避難の時間的余裕がない場合は、近隣の安全な建物への移動や建物内の安全な場所への待避など、生命を守る最低限の行動をしてください。
緊急安全確保(警戒レベル5)
- すでに災害が発生・切迫している状況で、避難ができず命が危険な状況です。
- 直ちに、命を守る行動をとる必要があります。
避難所に移動することだけが避難ではありません
「避難」とは、「難」を「避」けることで、次の4つの行動があります。
- 佐世保市(行政)が開設した避難所への立退き避難*
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 安全な自宅等の屋内での安全確保(垂直避難*)
普段から、避難情報が発令されたときにどのような行動をするか決めておきましょう。
立退き避難…自宅や施設にいては危険なため、その場を離れ安全な場所へ移動すること。
垂直避難…建物屋内の2階以上の安全を確保できる高さに移動すること。
災害が発生するおそれがあるときは、テレビ・ラジオなどで正確な情報を入手するように心がけましょう。
日頃から「自らの命は自らが守る」との意識を持ち、事前に避難場所や避難経路などを確認し、避難する場合の行動を決めておきましょう。
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