米国・アルバカーキ市との姉妹都市提携55周年オンライン式典を実施しました

佐世保市と米国ニューメキシコ州アルバカーキ市は姉妹都市を提携して、令和3年（2021年）で55周年を迎えました。

55周年の節目を記念して、令和3年（2021年）10月19日に、両市の関係者をオンラインで繋いだ記念式典を開催しました。

式典は、アルバカーキ市と佐世保市の行政・議会関係者、両市の交流を推進する民間交流団体「アルバカーキ姉妹都市財団」（アルバカーキ市）と「佐世保・アルバカーキ市姉妹都市協会」（佐世保市）の関係者が参加しました。

オンラインを活用した式典は両市ともに初めての試みでしたが、両市市長の挨拶と記念動画の視聴を行い、両市の交流の歴史やお互いの縁の深い場所などに想いを馳せる機会となりました。

市長挨拶では、両市市長ともにお互いが最も交流の歴史が古い姉妹都市であることを触れながら、今後の交流発展への期待を述べました。

朝長市長は、両市の民間交流団体による絆の深さを紹介し、「市民主体の交流の絆を若い世代にも継承したい」、「オンラインも活用しながら多くの市民が関わり興味を持つ機会を創っていきたい」、と述べました。

アルバカーキ市のケラー市長は、アルバカーキ市にある佐世保庭園は家族でもよく訪問する身近な異文化を感じる場所であることを紹介しつつ、「これからも文化・教育・経済などの分野での交流機会を持ちたい」と述べました。

記念動画の作成

佐世保市側の記念動画では、佐世保・アルバカーキ姉妹都市協会との協働により作成しました。

佐世保・アルバカーキ姉妹都市協会は、展開峰からみる九十九島を背景に、協会の名誉顧問である富永一子氏が米海軍基地のご友人達から「英語で歌える佐世保の歌が欲しい」という要望を受けて作詞した楽曲「I LOVE SASEBO」を歌唱する様子をドローンで空撮しました。

動画では協会の映像をベースに、交流の写真や交流に携わってきた関係者メッセージ（市の担当職員、協会関係者、過去の交流参加者など）、近年完成した佐世保市の施設の紹介を行いました。

また、アルバカーキ側の記念動画では、アルバカーキ姉妹都市財団が中心となり、アルバカーキにある佐世保庭園と名付けられた日本庭園で両市の記念を祝う様子が披露されました。