ホーム > 市民活動・文化・スポーツ > 国際化・姉妹都市 > 姉妹都市 > アルバカーキ市(アメリカ合衆国ニューメキシコ州) > 米国アルバカーキ市との姉妹都市交流50年の歴史について(パネル紹介)

ここから本文です。

更新日:2018年11月15日

米国アルバカーキ市との姉妹都市交流50年の歴史について(パネル紹介)

平成28年(2016年)11月、本市と米国ニューメキシコ州アルバカーキ市は、昭和41年(1966年)11月1日の姉妹都市の提携から50周年を迎えました。これを記念してアルバカーキ市の概要や、本市との半世紀にわたる交流の歴史をまとめたパネルを作成いたしましたので、ご紹介します(下の各パネルの画像をクリックしていただくと、拡大版がダウンロードできます)。

本市は今後とも同市との交流をなお一層深め、市民の皆様が主役となる民間交流事業を推し進めるよう努力してまいります。

1.アルバカーキ市の概要

パネル:アルバカーキ市の概要(JPG:498KB)

アルバカーキ市は、アメリカ合衆国南西部・ニューメキシコ州のほぼ中央に位置する都市で、乾燥帯のステップ気候で湿度が低く、一年のほとんどが晴天といわれています。経済的には、州内最大の商工業都市で、半導体産業などが発達しています。文化的には、アメリカ合衆国西部でも有数の歴史の古い都市(1706年に市が創設)で、ヒスパニック系や、アメリカ先住民などの多様な文化が入り混じっています。観光地としても有名で、スペイン文化が色濃く残るオールドタウン(旧市街地)などのほか、毎年10月に開催される国際バルーンフェスタは世界的に有名です(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

2.姉妹都市交流50年のあゆみ

(1)アルバカーキ市との出会い~姉妹都市提携(昭和40年代半ば)

パネル:アルバカーキ市との出会い、姉妹都市提携(JPG:431KB)

昭和40年(1965年)に米海軍のマクファーソン少将が佐世保市を訪れた際、当時の辻一三市長に「アルバカーキ市が姉妹都市提携先を探しているが、佐世保市でも検討してはどうか」という提案がありました。佐世保市のことを知ったアルバカーキ市は、佐世保市との姉妹都市提携を強く望みました。佐世保市は姉妹都市委員会での検討を経て、市議会全員協議会での了承の後、昭和41年11月1日付で、アルバカーキ市と姉妹都市を提携しました。この提携をアルバカーキ市側でサポートしたのが、日系アメリカ人のルース・ハシモト氏でした(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

(2)相互市民訪問の始まり(昭和40年代~昭和50年代)

パネル:相互市民訪問の始まり(JPG:515KB)

姉妹都市提携後、相互に市民訪問団が派遣されるようになりました。昭和45年(1970年)6月にアルバカーキ市民訪問団60名が佐世保市を来訪した際は、四ヶ町アーケードを大歓迎の中パレードに参加され、同時期に開催されていた佐世保市文化科学館(当時)の「アルバカーキ展」を視察されています。昭和55年(1980年)、佐世保川に新たに架けられた人道橋は、「アルバカーキ橋」と名付けられ、現在も日米親善の象徴として市民に親しまれています(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

(3)文化・教育分野での交流(昭和~平成8年頃)

パネル:文化教育分野での交流(JPG:422KB)

昭和40年代から、写真コンテストや市内中高生が制作した絵画の寄贈など、市民の芸術交流が始まっています。高等学校美術教諭であった馬場忍氏は、昭和44年(1969年)を皮切りに、これまでに4回にわたりアルバカーキ市で個展を開催されています。また、佐賀県有田町在住の陶芸家で人間国宝の井上萬二氏は、昭和58年(1983年)以降、約20回にわたり渡米し、ニューメキシコ大学等で指導にあたられました。学校交流としては、昭和45年(1970年)に花園中学校(当時)とヴァン・ビューレン中学校ほか多数の小中学校が姉妹校となっています(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

(4)第2世代の交流(昭和末期~平成12年頃)

パネル:第2世代の交流(JPG:553KB)

昭和58年(1983年)、アルバカーキ市側で佐世保市との交流を担ってきた姉妹都市委員会は、アルバカーキ姉妹都市財団に改組されました。姉妹都市提携30周年にあたる平成8年(1996年)には、佐世保市から訪問団を派遣し、翌平成9年(1997年)答礼としてアルバカーキ市民訪問団が来訪されています。訪問期間中には、民族衣装を身にまとったアルバカーキ市の人々が「佐世保おくんち」に参加し、彩りを添えました。また、平成12年(2000年)には、これまで交流に関わった人々をはじめとした市民有志がアルバカーキ市を訪れています(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

 

(5)近年の交流事業(平成14年頃~現在)

パネル:近年の交流事業(JPG:553KB)

平成14年(2002)度に、青少年交流事業が始まりました。次世代を担う青少年の国際理解を養うことができ、また家庭での交流を通じて家族を含めた交流となることから、世代を超えた幅の広い交流へとつながりました。この取り組みは、現在まで続く両市の主要な交流事業となっています。この事業を支えているのが、平成19年に発足した佐世保・アルバカーキ姉妹都市協会の皆さんです。また、近年のアルバカーキ市側の活動としては、平成19年(2007年)に「佐世保日本庭園」が造られています。日本の風情を漂わせる石燈籠や滝が施された庭園は、アルバカーキ市民の憩いと交流の場となっています(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

 

(6)交流年表(昭和40年~平成29年)

パネル:交流年表

昭和40年(1965年)から平成29年(2017年)の事業(予定)までを、1ページの年表にまとめました(左の画像をクリックすると拡大版がダウンロードできます)。

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ

文化スポーツ部文化国際課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-37-6134 

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページの内容は参考になりましたか?