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更新日:2019年11月20日
地球の表面は、太陽の熱で温められています。余分な熱は宇宙に出ていきますが、その一部は大気中の二酸化炭素などの「温室効果ガス」に吸収されて地球全体の気温をちょうどよく保っています。
ところが温室効果ガスが増えすぎると宇宙に出るはずだった熱が地球に残ってしまい、だんだん地球全体の気温が上がってしまいます。このことを「地球温暖化」といいます。
ここ100年くらいの間で人や社会の活動が急げきに活発になり、石油や石炭などの燃料をたくさん燃やしたことによって、温室効果ガスが増えていると考えられています。
地球温暖化により、世界的な規模での異常気象が発生して、多くの生き物に影響が出てくることが心配されています。これは、世界全体の問題であることから、世界の国々のみんなで協力して解決していくことが求められています。
地上から出る熱を大気中に保つはたらきがある気体のことです。地球は、温室効果ガスのほどよい働きのおかげで、平均気温14℃前後という生き物にとって住みやすい環境が保たれています。
けれども、温室効果ガスが増えすぎると、地球全体の気温が上がりすぎてしまい、逆に温室効果ガスがないと、地球の平均気温はマイナス19℃になるといわれています。
二酸化炭素は温室効果ガスのひとつで、今の日本が出している温室効果ガスのほとんどが二酸化炭素です。生き物がはく息や、ものを燃やすと出てくる気体にふくまれている身近なものです。
みなさんが使っている電気の多くは、燃料を燃やしてつくられています。例えば、テレビを見て電気を使うことは、二酸化炭素を出すことになります。
一方で、木や草は、温室効果ガスである二酸化炭素を吸収し、酸素を出します。
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