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更新日:2020年7月22日

新型コロナウイルス感染症に係る対応状況などについて(定例記者会見要旨)

(7月22日水曜日、定例記者会見要旨)

型コロナウイルス感染症の感染防止のための「新しい生活様式」の実践にご協力いただいている市民の皆様に、心よりお礼申し上げます。

まず、本市における感染状況、相談状況等の状況につきまして、4月17日に市内6例目の感染者を確認して以降、91日間にわたって新たな感染者を確認していませんでしたが、去る7月18日に、県内39例目、本市における7例目の感染者を確認いたしました。

保健所内に設置している「帰国者・接触者相談センター」と「一般相談受付」に寄せられた市民の皆様などからの相談件数は、7月20日時点で6,047件となっており、1日当たりの相談件数は、ピーク時の1日約150件から、直近1週間では約30件となっています。

また、感染確認のための行政検査(PCR検査)につきましては、7月20日時点で651件の検査を実施しており、1日当たりの検査件数は、ピーク時の1日約52件から、直近1週間では約7件となっています。

さて、去る5月25日に政府から緊急事態解除宣言が発出され、マスクの着用や手洗いの励行など、「新しい生活様式」の定着を前提とした上で、外出やイベント開催の制限などにつきまして、7月31日までを移行期間として、段階的な緩和の目安が示されました。

これを受け、本市におきましても、市民の皆様に対しまして、新たな感染者が確認されている都道府県への移動は慎重に行っていただくことや、観光につきましては、人との間隔を確保するなど、対策を行っていただくことなどをお願いしております。

また、事業者の皆様に対しましては、3密回避の取り組みに加え、イベント等の開催につきましても、国の目安を参考として、7月10日からは参加人数の上限を5,000人とするなど、段階的に制限を解除しつつ、人との間隔を十分確保するなど感染症対策を徹底していただいた上で、実施していただくようお願いをいたしております。

市立小・中学校等につきましては、全国で感染が拡大する中、3月と4月に臨時休業を実施いたしました。このことによる子どもたちの学びの機会を保障するために、夏休みを短縮することといたしました。

なお、昨年までであれば夏休みであった期間中においても、通常通り授業を実施し、給食を提供することとしています。また、熱中症も懸念されることから、昨年度設置いたしましたエアコンを適切に運用するなどの対策を取ることといたしております。

に、本市の経済対策についてであります。

市におきましては、状況に応じ、3段階での支援を実施してまいりました。

その第2段階として実施している特別定額給付金事業の給付状況でありますが、対象世帯約12万2,000世帯のうち、現時点では97.6パーセントに当たる約11万9,000世帯について給付が完了しており、給付額は約244億2,300万円となっております。

本給付金につきましては、申請期限が8月31日までとなっていますので、まだ、申請がお済みでない方は早めに申請をお願いしたいと思います。

また、6月定例会で議決されました第3段階のさせぼ振興券発行事業につきましては、7月6日に購入引換券を郵送し、11日から8月30日までを第1次販売としまして、市内各地の販売所で販売を行っています。

行総額42億7,800万円のうち、現在までに約8億5,600万円が販売済みとなっております。

第1次販売期間中は、佐世保市民全ての方が、お一人3冊まで必ず購入できるようになっております。ぜひ、ご購入いただき、市内のお店でのお買い物や、お食事を楽しんでいただきたいと思います。

今回の臨時会におきましては、県境を越える移動の制限が解除されたことを受けて、「佐世保市観光復活プログラム」としまして、本市観光の誘客、周遊、PRの3つの施策を組み合わせて展開する事業を提案いたしております。

施に当たりましては、新たな感染者が確認されている都道府県もあることから、新しい生活様式への対応などに留意することといたしております。

また、佐世保市独自の給付金事業としまして、現在実施中の国の特別定額給付金の基準日の翌日以降に出生した新生児等を育てる世帯に対する支援を目的とした「新生児等特別定額給付金事業」を提案いたしております。

農林水産業においては、農水産物の需要が減退していることから、消費者の購買意欲促進のため、本市特産品の消費拡大・普及イベントの開催及び販売キャンペーンを実施するとともに、長崎和牛を市内小中学校等に給食の食材として提供することとしています。併せて、出荷が滞っている養殖魚の消費拡大を図る事業を実施することといたしております。

各事業の詳細につきましては、お手元にお配りしております資料の「佐世保市新型コロナウイルス感染症緊急経済対策3段階画的支援段階・第2弾」をご確認くださいますようお願いいたします。

なお、今後の展開につきましては、現在の全国的な感染拡大の状況等も踏まえて、新たな経済対策にかかるロードマップを現在策定中であり、6月12日に成立した新型コロナウイルス感染症対策に係る国の第2次補正予算を積極的に活用しながら実施してまいりたいと思います。

次に、生活支援の主な取り組みの一つとして、特例給付を除く児童手当を受給する世帯の児童1人につき1万円を支給する「子育て世帯への臨時特別給付金」については、申請を要する公務員等の一部を除き、振り込みを完了しております。

在の国内の感染状況といたしましては、新規感染者の数が一時的に減少傾向にありましたものの、東京都では連日のように200人以上の新規感染者が確認され、また、これまで感染者があまり見られなかった地方においても大規模なクラスターが発生しており、本市を含めた長崎県内におきましても、7月3日以降、クラスターの発生も含め、6市町で30例が確認されており、緊迫した状況となっております。

この新型コロナウイルス感染症は、いまだ世界中で猛威を振るっており、収束には長期間にわたる継続した取り組みが重要であると考えております。気を緩めると再度感染拡大を招く可能性も否定できません。

市といたしましては、今後の感染拡大に備えまして、市民の皆様に対する感染症対策についての継続した啓発活動に加え、検査体制の拡充など医療提供体制の強化について、県や医師会をはじめ、関係機関と連携して、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

民の皆様におかれましても、引き続き、熱中症に気を付けていただきながら、必要に応じたマスクの着用や手洗いの励行に取り組んでいただくことに加え、新たな感染者が確認されている都道府県への移動は慎重に行っていただくことや、密閉・密集・密接の3密を最大限避けるなど、お一人お一人が「新しい生活様式」を徹底し、日頃から十分な感染症対策に取り組んでいただいた上で、「させぼ振興券」も活用していただきながら、市内での買い物や飲食、イベント等への参加などの活動につきましても、積極的に再開されることで、「新たな日常」の実現に取り組んでいただきますよう、改めてお願いいたします。

和2年7月22日
世保市長

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保健福祉部保健福祉政策課

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