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更新日:2023年10月11日

佐世保市の水道水は「PFOS及びPFOA」の目標値を下回っています

〇有機フッ素化合物(PFAS)とは

 PFASとは、「ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物」の総称で、1万種類以上の物質があるとされています。その中には、水や油をはじく性質や熱・化学物質に強い性質などを示すものがあります。

 PFASの中でもPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広く使われていた物質で、次の用途に使われてきました。

PFOS:半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤など

PFOA:フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤など

 PFOS、PFOAには難分解性、高蓄積性という性質があり、環境中に長期間残留するため、現在は、製造・輸入等を原則禁止しています。
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 厚生労働省では、水道水におけるPFOS及びPFOAについて、令和2年4月から水質管理目標設定項目※1に位置付け、PFOS及びPFOAの合計値で1リットル当たり50ナノグラム(50ng/L※2)暫定目標値※3となっています。
 

 

〇佐世保市水道局のとりくみ

 佐世保市水道局ではPFOS及びPFOAについて令和4年度に臨時検査を実施し、令和5年度から水質管理目標設定項目としての検査を始めています。

 これまでの検査結果は、全て暫定目標値を下回っています。

 

※1 水質管理目標設定項目は「将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から、水道
 水質管理上留意すべきものとして定められた項目」です。
 
※2 1ng/Lは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
 
※3 暫定目標値は、国において、令和2年当時における安全側に立った考え方を基に設定されています。
  動物実験等の結果から、実験動物とヒトとの種差や個人差も考慮して、健康への影響が見られない摂
 取量を算出し、摂取量全体に占める水道水からの寄与を安全側に立って10%、体重50kgの人が1日あた
 り2Lの水道水を一生涯飲用するという条件において計算すると、PFOSとPFOAの評価値はそれぞれ
 50ng/Lとなります。さらに安全側の観点から「PFOS及びPFOA」の合計値として50ng/Lを暫定目標値
 としています。
  現在も引き続き、各国・各機関により更なる検討がなされており、国では、最新の科学的知見に基づ
 き、暫定目標値の取扱いについて専門家による検討を進めています。

 

〇関連情報

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お問い合わせ

水道局水質管理センター

電話番号 0956-31-3118

ファックス番号 0956-33-4227

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