ホーム > 水道局の事業 > 業務統計・資料 > 水質検査 > 水道水質検査計画・水道検査結果 > 佐世保市の水道水は「PFOS及びPFOA」の目標値を下回っています
ここから本文です。
更新日:2025年10月2日
PFASとは、「ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物」の総称で、1万種類以上の物質があるとされています。その中には、水や油をはじく性質や熱・化学物質に強い性質などを示すものがあります。
PFASの中でもPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広く使われていた物質で、次の用途に使われてきました。
PFOS:半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤など
PFOA:フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤など
佐世保市水道局ではPFOS及びPFOAについて令和4年度に臨時検査を実施し、令和5年度から水質管理目標設定項目としての検査を始めています。
これまでの検査結果は、全て暫定目標値を下回っています。
※1 水質管理目標設定項目は「将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から、水道水質管理上留意すべきものとして定められた項目」です。
※2 1ng/Lは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
※3 暫定目標値は、国において、令和2年当時における安全側に立った考え方を基に設定されています。動物実験等の結果から、実験動物とヒトとの種差や個人差も考慮して、健康への影響が見られない摂取量を算出し、摂取量全体に占める水道水からの寄与を安全側に立って10%、体重50㎏の人が1日あたり2Lの水道水を一生涯飲用するという条件において計算すると、PFOSとPFOAの評価値はそれぞれ50ng/Lとなります。さらに安全側の観点から「PFOS及びPFOA」の合計値として50ng/Lを暫定目標としています。
※4 「PFOS及びPFOA」は、令和8年4月から「水質管理目標設定項目」から「水質基準項目」になります。水質基準値は暫定目標値と同様に50ng/Lになります。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
Copyright © Sasebo City Waterworks and Sewerage Bureau. All Rights Reserved.