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更新日:2019年8月5日
佐世保市の特産品である「柚木アムスメロン・トマト」の情報を掲載しております。
アムスメロンは、ハウストマトの栽培農家が複合経営の一環として、アムスメロン栽培に取り組んだのが始まりです。
佐世保市内では、5月から6月にかけて、柚木地区で栽培されています。
食味は、甘味があり、香りがよく果汁も豊富です。皮の近くまで果肉が柔らかくなるためアールスメロンより可食部が多いのも特徴です。食味に優れ、比較的日持ちもよく品質が安定しています。
主に佐世保市内を中心に伊万里市などに出荷されています。その他、市内の学校給食にも供給されています。
トマトについては、昭和48年より栽培が開始され、当時は露地栽培だけでしたが、現在はハウス栽培でメロンの後作として栽培されています。
『桃太郎』という品種で、生産者によっては黄色のトマトを栽培するなど、品質や見た目にもこだわったトマトを栽培されています。
佐世保市北部の中山間地域に位置した自然豊かな柚木地区の風土を活かしながら、減農薬栽培や、「みつばち交配」による自然受粉に取り組まれており、糖度の高いメロンとして高い評価を受けています。
徹底した水管理を行い、糖度にこだわった栽培に取り組まれています。
消費者に親しみのある『桃太郎』という品種にこだわり栽培を行われている理由として、完熟してから出荷しても傷まないトマトであること、また糖度が6度以上でありながら、酸度とアミノ酸の含量がほどよいということがあげられます。
アムスメロンは、園芸植物育種研究所が育成した品種で、花粉親がオランダ系のメロンであり、オランダの地名「アムステルダム」にちなんでアムスメロンと名付けられています。
アールスメロンやアンデスメロンなどネット系メロンも多種にわたりますが、アールスメロンには、濃い緑色の縦ライン(条溝)が果皮に入っており、この縦じま模様で他のメロンと見分けることができます。
アールスメロン |
アムスメロン |
「桃太郎」という名前は「誰もが知っている、フルーツ感覚の名前にしたい」という考えから付けられています。
ヨーロッパでは、『トマトが赤くなると医者が青くなる』(トマトが旬の時期になると、患者が少なくなる。)ということわざがあるほど、栄養価の高い野菜です。
トマトの赤は、βカロテンよりも抗酸化作用が高いと注目のリコピンの色です。
健康面でも万能のトマトですが、ビタミンCの働きを高めて毛細血管を強くする成分を含むため、紫外線から肌を守り、老化を防止する効果もあります。
また、疲労回復、便秘解消、コレステロールの低下など、美容面でも大きな効果があります。
がんや動脈硬化を予防するリコピンは、生で食べるより加熱したほうが効率的に摂取でき、旨味も増します。
加熱することでリコピンの吸収率は3~4倍にアップするといわれています。
毎年6月中旬に、ながさき西海農業協同組合柚木出荷所において、「ゆのきメロンまつり」が開催されています。早朝から長蛇の列となり、2,000ケースのメロンが2時間足らずで売り切れる人気ぶりです。
その理由としては、採れたてのメロンを時価よりお求めやすい価格で提供しているからです。
毎年開催されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。
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