ここから本文です。

更新日:2023年12月18日

基本目標5ミング30の推進

「噛ミング30」

「噛ミング30」とは、「一口30回以上噛むこと」を推進するためのキャッチフレーズです。

よく噛んで食べると、

  • 早食いを防止して、満腹感が得られやすくなります食育ロゴ
  • よく噛むことで、ホルモン分泌が高まり、食欲が抑えられます
  • ゆっくり味わうことで、うす味や適量で満足感が得られます

食育ピクトグラム歯口腔

市民の現状と課題

佐世保市民の現状はどうでしょうか?

よくかんで食べる意識グラフ

(第4次佐世保市食育推進計画書より抜粋)

「一口30回以上かむことを意識している」「特にかむ回数は意識していないがよくかむようにしている」と回答した割合は、小学2年生で80%を超えるものの、その後、20歳代までは、年齢が上がるごとに低くなっています。

そこで、推進項目と目標値を以下のように設定しました。

【推進項目】

ゆっくりよく噛んで食べる市民の割合

現状値

令和2年度

目標値

令和8年度

未就学児

70.1% 80%
小学2年生 84.3% 90%

小学5年生

68.4% 80%
中学2年生 65.0% 80%
16~79歳 67.1% 80%

ゆっくりよく噛んで食べるために必要なこと

口腔ケアをしましょう!

毎食後に歯磨きをしましょう!

歯磨きのポイント

➡歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は約6割程度しか落とせませんので歯ブラシ以外の補助道具を使用しましょう。糸ようじ(フロス)を使うと約8割、歯間ブラシの併用で約9割の歯垢を落とすことができます。毎晩、夜1回はしっかりと磨いてみましょう。

定期的に歯科検診を受けましょう!

かかりつけ歯科医を持ち、定期歯科健診をおこなうことは大切です。高校生を除く18歳以上の市民の方は、佐世保市成人歯科健診も利用できます。小さなお子様は、1歳6か月頃からフッ化物塗布等、予防歯科で歯医者さんへ受診することからスタートするのもよい時期となります。家族ぐるみでの歯科検診を進めていきましょう!

口腔機能やお口のケアの詳細

歯とお口のことについて詳しく知りたいときは、下記のホームページをご覧ください!

お口のテーマパーク8020

 

食材の大きさや硬さを工夫しましょう

下記の資料にまとめています!普段実践できているか、チェックをしながら読んでみてください♪

ライフステージ別の取り組み

生活習慣病の予防や改善に配慮した食生活の実践のために

ライフステージ別の取り組み内容を確認し、

あなたやあなたの家族が取り組むことを確認しましょう!

乳幼児期(0歳から5歳頃)

発達に応じて噛む練習をしましょう。

➡しっかり顎や舌を動かすためには、食べる姿勢が大切です。足の裏全体が床や子ども用椅子の足置きにつくように調整し、姿勢を安定させて正しい食事の姿勢に気を配って噛む力をつけていきましょう。

学齢期(小中学生)

よく噛んで食べることの必要性を理解し、実践しましょう。

➡生え始めの永久歯はむし歯になりやすいので、乳歯の後ろに生えてくる6歳臼歯は、特にしっかり丁寧に磨いていきましょう。乳歯から永久歯への生え変わり時期にむし歯になると、よく噛んで食べることへの支障もでてきますので、小学校中学年くらいまでは仕上げみがきも必要です。また、よく噛んで食べる習慣は肥満予防にもつながっていきます。

青年期(16歳から29歳)

定期的に歯科健診を受けて、口腔ケアを行いましょう。

➡特にこの時期は、思春期性のホルモンが大きく変化する時期となるので、その影響で歯肉炎も急増しやすくなります。

よく噛むことを意識して実践しましょう。

➡また、日頃からやわらかい物ばかり食べていると、噛む回数が減り唾液の出方が少なくなり、お口の中の汚れが停滞して口臭の原因にもつながります。

壮年期(30歳から64歳)、高齢期(65歳以上)

よく噛むことを実践し、次世代に伝えましょう。

➡加齢に伴い歯周病に罹患する人が増えてくる時期でもあるため、「よく噛んで食べる」ことで、たくさん唾液が出て殺菌作用が働き歯周病予防や満腹感が得られ、肥満予防にもつながります。歯周病で歯を失ってしまった場合は、義歯(入れ歯)等を利用し、噛んで食べられるお口に改善しましょう。噛む力やお口の機能低下(オラールフレイル)予防にもつながっていきます。

妊娠期

妊産婦歯科健診を受けて、口腔ケアを行いましょう。

➡特に妊娠中は妊娠性のホルモンの影響で、歯周病やむし歯になりやすい時期です。安定期に入ったら母子健康手帳を持参して、歯科健診を進めましょう。妊産婦歯科健診ができる市内登録歯科医療機関で産前・産後の歯科健診が無料で受診できます。(佐世保市成人歯科健診:「妊産婦歯科健診」)

また、体調が悪い時は、マウスリンス(口腔内洗口剤)でゆすいだりして、体調のよい時にしっかりと磨いておきましょう。

 

よく噛むことを意識し、実践しましょう。

➡つわりなどで一度に食べることが出来ず、食事の回数が増えることで、お口が汚れやすくなり、また、口の中に食べかすが停滞しやすくなります。この時期、唾液はネバネバした粘液性の唾液のため、自浄作用があまり働かず、お口の中の汚れやすい特徴があるので日頃からよく噛む習慣を続けることが大切です。

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

保健福祉部健康づくり課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-24-1346 

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページの内容は参考になりましたか?