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更新日:2024年6月11日
集計の結果、令和5年度の相談件数は1,795件で、前年度の1,796件と比較して1件の減少となりました。
架空請求に関する相談が最も多くなっています。
年代別では、70歳代以上の方からの相談が多く、489件と相談件数全体の27.2%を占めています。
年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 |
---|---|---|---|---|---|
件数 | 1,718件 |
2,074件 |
1,835件 | 1,796件 |
1,795件 |
架空請求に関する相談が最多でした。「訴訟を起こされているので至急連絡を」などと不安を煽るメールやハガキを送り付けるといったものです。
格安のお試し価格の広告に誘われて、1回きりのつもりでサプリメントなどを注文したが、複数回にわたる定期購入が条件になっていたので解約したい、といった通信販売に関する相談も依然として多い状況です。
また、最近は、実在の大手企業の名称を騙ってショートメールを送り付け、反応した相手に個人情報を入力させる(聞き出す)という手口に関する相談もあっています。
副業に関する相談が増加しています。
No. | 相談内容 | 件数 | 主な相談事例 |
---|---|---|---|
1 | 架空請求 | 151 |
「訴訟を起こされているので至急連絡を」といった全く身に覚えのない架空請求のメールやハガキ、不要な電話に関するもの。 |
2 | 通信販売 | 134 |
健康食品や化粧品などを、テレビや新聞広告、SNS広告などにより注文した商品の返品・解約に関するもので、定期購入の認識が無かった場合が多い。 他に、衣料品や雑貨などを注文して前払いしたが商品が届かない、注文と違う商品が届いた、など。 |
3 | 借金 | 88 | 多重債務や過去の借金に関するもの。 |
4 | 借家・賃貸アパート | 66 | 退去する際の原状回復や敷金返還トラブルなどに関するもの。 |
4 | 迷惑メール(フィッシングメール) | 66 | 実在の大手企業の名称を騙ってショートメールを送り付け、反応した相手に個人情報を入力させる(聞き出す)手口に関するもの。 |
6 | 携帯電話サービス | 60 | 契約・解約・機種変更時のトラブルなど。 |
7 | 内職・副業 | 38 | SNSの広告やインターネットで検索して副業に登録したが、高額なテキスト代やサポート料金を請求されたなど。 |
8 | 役務その他サービス | 34 |
パソコンのウイルス対策のサポート料金や相談サイトの利用料の請求に関するもの。 |
9 |
新聞 |
30 | 勧誘を断れずに複数紙や数年先の購読契約をし、多重契約になっているなど。 |
9 | 普通・小型自動車 | 30 | 中古車購入時のトラブルなど。 |
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