ホーム > 市民活動・文化・スポーツ > 歴史・伝統 > 文化財 > 無形文化財 > 三川内焼細工技術(技術保持者:中里一郎、今村均)が長崎県指定無形文化財(工芸技術)に指定されました
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更新日:2021年2月18日
令和3年1月27日に長崎県文化財保護審議会から県指定無形文化財(工芸技術)に指定するよう県教育委員会に答申されておりました三川内焼細工技術(技術保持者:中里一郎、今村均)が令和3年2月18日付けの県定例教育員会で付議・議決され、正式に県指定無形文化財(工芸)に指定されました。
三川内焼細工技術(技術保持者:中里一郎)
手捻りと独自作成の道具で磁土の塊から、平戸菊花飾細工など繊細な形状を形作るという貴重な伝統技術は、三川内焼を代表する特徴の一つである。中里一郎氏は、今村家と相たずさえて三川内焼を生み出していった中里エイ(高麗媼:三川内山の釜山神祠に奉られている)の子孫であり、平戸洸祥団右ヱ門窯17代目として細工技術を継承している。
中里一郎氏
平戸菊花飾細工
三川内焼細工技術(技術保持者:今村均)
手捻りと独自作成の道具で磁土の塊から、舌出し三番叟人形や透彫り竜細工など繊細な形状を形作るという貴重な技術は、三川内焼を代表する特徴の一つである。今村均氏は、中里家と相たずさえて三川内焼を生み出していった今村三之丞(父は巨関。子は彌次兵衛は平戸藩主より如猿の号を賜り、三川内山の如猿大明神として陶祖神社に奉られている)の末裔の一人であり、嘉久房窯14代として細工技術を継承している。
今村均氏
白磁竜細工
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