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更新日:2025年3月11日
九十九島の歌「九十九詩人(くじゅうくしじん)」の普及についてのお願いです。
九十九島の歌「九十九詩人」は、西海国立公園50周年を記念し、させぼ夢大学が制作しました。作曲・羽田健太郎、作詞・阿久悠と、当時では最高のコンビとして期待されました。初演は、西海国立公園50周年記念式典の冒頭、羽田健太郎指揮、羽田文子ソプラノにおいて佐世保市民管弦楽団による演奏をバックに歌い上げられました。
CD制作を東京のスタジオで行い、新たに管弦楽団、羽田氏によるピアノを追加し、5000枚のCDを制作し、夢大学会員、図書館、学校、希望市民に配布しました。当時は評判もよく、アルカスの九十九島音楽祭では、数組の合唱があり、市役所でもお昼の休憩時間に庁内に流れていました。アルカス管弦楽団の持ち歌として、数年前までよく定期演奏会で演奏されたものです。
新曲として市民に親しまれてきた「九十九詩人」。しかし、昨今、せっかくの持ち歌があるにも関わらず、パールシーの観光船下船には、ポップスやロックの歌で下船しています。どうか「九十九詩人」のさらなる活用について、市長様のご判断を希望いたします。
【令和7年1月受付】
このたびは、九十九島の歌「九十九詩人」の普及と活用につきまして、貴重なご提案をいただき、誠にありがとうございます。また、させぼ夢大学におかれましては、日頃から本市の文化振興に大きく貢献していただいており、この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。
ご承知のとおり、令和7年年3月16日には、九十九島を含む「西海国立公園」が国立公園に指定されて70周年の節目を迎えます。これもひとえに、市民の宝「九十九島」に対する皆様の深い愛着や誇りが継承されてきた証であり、九十九島は今や世界に誇る最も美しい湾の一つとなっています。
この記念すべき年に際して、九十九島の素晴らしさをより多くの方々に知っていただき、さらに多くの方に本市を訪れていただけることを心から願っております。
ご提案いただきました「九十九詩人」につきましても、皆様の想いが音楽という形で表現されたものであり、私たちの財産として非常に価値があります。本市には「西海讃歌」や「美しき天然」といった楽曲が残されていますが、「九十九詩人」も羽田健太郎氏作曲、阿久悠氏作詞という最高のコンビによるすばらしい楽曲です。私としましてもより多くの方々に聴いていただきたいと考えています。
ご提案のとおり、この楽曲を活用しないという手はなく、70周年の節目にその価値と想いをあらためて伝える必要があると感じております。九十九島遊覧船をはじめとする九十九島パールシーリゾート内での活用に限らず、市のイベントや関連施設などでの使用も検討してまいります。
西海国立公園指定70周年は観光にとっても大きな起爆剤となり、地域経済の活性化につながると確信しています。市民一丸となって盛り上げていきたいと思いますので、引き続き、ご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【令和7年2月回答】
経済部観光課
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