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更新日:2020年12月7日

【ご意見箱制度】ごみ袋の料金について

ご意見内容

佐世保市に転勤で引っ越してきた者ですが、ゴミ袋料金の高さに驚きました。

住民票を移さないと割引チケットが配布されないことに閉鎖性と貧しい印象を受けてしまいました。

私の周囲も口を揃えて残念がっています。住民税を支払っていないという理屈かもしれませんが、住んでいるだけで労働や消費の面で少なからず貢献している人も多いと思います。短いスパンで転勤を繰り返す人は住民票を移す手間をかけにくいことがあります。市内に居住していれば減額対象にするなど、優しい設計にできないのでしょうか。

【令和2年9月受付】

回答要旨

本市では「住民基本台帳に記載された方(市民)」に、年齢や世帯人数に関係なく、年間1人あたり5枚の購入補助券をお配りしています。

住民基本台帳法では「転入をした者は、転入をした日から14日以内に、氏名、住所等を市町村長に届けなければならない」となっているため、震災や地震による避難者やDV・虐待による転入などの理由により住民票が移せない場合を除いては、居住地において住民登録をしていただくようになっております。

そのため、転勤で本市に転入してこられる方についても、住民登録のお手続きをしていただければ購入補助券をお渡しし、安い料金でごみ袋を購入していただけます。

中には短期の出張や単身赴任など、様々なご事情で住民票を移さない選択をされる方もいらっしゃるかと思います。現在の制度では、市内に居住されている方でも住民登録のない方には補助券をお渡しすることは難しいため、その場合は補助券無しの金額でごみ袋をご購入いただくことになります。

また、ごみ処理に関しましては、全国でも様々な手法が取られています。例えば東京都23区などの大きな自治体では、そもそもごみの収集が有料化されていないため、特に指定のごみ袋はなく各自で袋を購入してごみを出すようになっています。一方、長崎市では「自由流通制」というごみ袋製造業者や販売店が指定ごみ袋の価格を決めて販売するような佐世保市とは異なる制度が導入されております。

その他、多くの自治体で導入されている「単純従量制」は、袋代にごみ処理手数料を含んだ料金となっており、現在の本市のごみ袋制度と比較すると市民の皆様のご負担が大きい制度となっております。例えば、大サイズ(45L)の袋代は、佐世保市では大サイズ(45L)4枚入り40円(1枚10円、0.22円/L、購入補助券ありの場合)であるのに対し、東京都立川市では大サイズ(40L)10枚入り800円(1枚80円、2円/L)となっています。

ご存知のこととは思いますが、排出するごみのうち、かん・びん・ペットボトル・ダンボール等紙類といった資源物は指定ごみ袋ではなく透明もしくは半透明の袋(紙類であればひもで縛ったり紙袋)で排出していただけます。菓子箱などを含め、名刺大の大きさ以上の紙なども資源物となります。極力分別をして資源物に出していただき、当てはまらないものを燃やせるごみ・燃やせないごみとして指定ごみ袋を使って排出していただき、できる限りごみの減量化にご協力いただきたいと思います。

制度内容につきましては今すぐに変更することは難しいですが、今回いただいたご意見や佐世保市のごみ減量化の状況等を検証しながら市民の皆様にとってより良い制度となるよう、検討を続けてまいります。

取り扱い課

環境部廃棄物減量推進課

お問い合わせ

総務部広報広聴課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-2184

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