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更新日:2024年8月21日
本市に住民票のある外国人市民(注1)の数は、年々増加傾向にありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響等により、2020年から2021年にかけて一旦減少。2022年(令和4年)度末では再び増加に転じ、2023年(令和5年)度末にはついに2,000人を突破し、2,211人(人口比0.94%)となりました。外国人市民のうち、最も割合の高かった国・地域は中国・台湾で、全体の18.5%(410人)、次いでベトナム14.2%(314人)、フィリピン13.0%(288人)、韓国12.0%(265人)、アメリカ9.9%(219人)となっています。
このほか、本市には米海軍佐世保基地が所在しており、約7,000人(注2)の軍人、軍属および家族が居住されています。
(佐世保市調べ:数値は各年度末現在)
注1:2012年7月から在留管理制度が変わり、外国人登録制度が廃止されました。上記グラフのうち、2011年度末までは旧外国人登録制度での登録者数、2012年度末以降の数値は本市住民基本台帳への登録者数を集計しています。なお、米海軍佐世保基地に所属する軍人・軍属等は、「日米地位協定」により異なる扱いとなりますので、棒グラフには含まれていません。
注2:2019年時点の人口。2020年以降は非公表。
2024年5月末時点の留学生数は607人で、前年同月と比べ、47名増加しています。
国・地域別内訳は、ネパール236人(38.9%)が最も多く、次いで中国(香港・台湾含む)の161人(26.5%)、ミャンマー68人(11.2%)、スリランカ61人(10.0%)、韓国55人(9.1%)となっています
(佐世保市調べ:2021年度以前は各年度5月1日時現在、2022年度以降は各年度5月末日現在)
注:2017年までは市内4校の高等教育機関等(大学、高専等)に対して留学生数の調査をしていましたが、2018年からは市内2校の日本語学校にも調査を開始したため、留学生数が増加しています。
注:2022年については、水際対策の緩和に伴う入国が落ち着く5月末時点の留学生数です。以降は5月末時点で調査しています。
2022年(1月~12月)の外国人宿泊者数は、新型コロナウイルス感染症に関連した国の水際対策が緩和されたため、前年の26,264人に対して31,496人に増加しました(前年比119.9%)。地域別内訳では多い順に、アメリカ(19,808人)、韓国(1,532人)、タイ(1,366人)、中国(1,222人)、台湾(834人)、香港(542人)となっています。
(出典:「令和4年度佐世保市観光統計」)
2022年度は、新型コロナウイルス感染症の影響は薄れたもののV字回復とまではいかず、入港実績は6回となりました。
(出典:「令和4年度佐世保港クルーズ客船等入出港実績表」)
2023年の概況について、輸出は「自動車の部分品」は増加したものの、「船舶類」が減少したことから、総額で前年と比較して9.0%(100億39百万円)減の1,018億38百万円となりました。
輸入は、「穀物及び同調整品」などは増加したものの、「鉱物性燃料」などが減少したことから、総額で前年と比較して41.0%(2,185億28百万円)減の3,148億04百万円となりました。
(出典:「佐世保税関支署貿易概況(速報)令和5年分」)
佐世保市では、近年顕著となっている外国人市民の増加傾向を踏まえて、文化的背景が異なる市民同士が、互いの文化を尊重し、共に支えあいながら生きていく「多文化共生社会」の実現に取り組んでいます。
この取り組みをさらに進めるために、外国人市民の生活や困りごと等の現状把握を目的とした「佐世保市外国人市民アンケート」を2019年12月に実施しました。
【主な調査結果】
(1)日本語と英語2種類の調査票を用意したところ、日本語の調査票を選択して回答した人が70.7%
(2)生活で困っていることや、心配なことで1番多かったのは「日本語」で45.9%
(3)地域住民との何らかの交流を希望している人が8割以上
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