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更新日:2018年6月12日
私たちは、健康で文化的な生活を営むうえで必要とされる良好な環境を享受する権利を有するとともに、将来にわたって良好な環境を守り、育み、更に引き継いでいく必要があります。この認識のもと、市民、市民団体、事業者及び市がそれぞれの役割を自覚し、協働して環境の保全、再生及び創造に取り組むことにより、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を実現することを目指すとともに、すべての人がこの豊かな環境を積極的に楽しむことができるようにするため、佐世保市環境基本条例を平成17年に制定しました。(前文より)
今日の環境問題は、従来の公害問題に加え、通常の事業活動や市民生活に起因するものが顕著となり、大量生産・大量消費・大量廃棄を伴う人の活動は、環境への負荷を増大させ地球環境や将来の世代まで大きな影響を及ぼす状況となってきています。
このような問題に対応するには、市民、市民団体、事業者、市が一体となった、市民協働による環境負荷の低減に取り組むことの必要性が増してきている背景があります。
今日の環境問題を解決するために、本市では次のような基本理念にもとづいて施策を進めます。
環境保全活動を市民・市民団体・事業者・市が協働して取り組むとともに、各主体の役割について定めています。
(1)環境基本計画の推進
環境基本条例の理念に沿って見直しを行った環境基本計画に基づき、環境施策の展開を図ります。
(2)環境教育及び環境学習の推進
環境教育・環境学習の取り組みに穫極的な支援、広報啓発、人材の育成などを行い、環境教育・環境学習の機会の提供を行います。
(3)環境への負荷の低減に資する製品などの利用促進
環境への負荷の少ない製品の利用(グリーン購入)について市自らが積極的に取り組み、市民や事業者が利用を促進できるようにします。
佐世保市における環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、平成9年3月に策定されました。本計画により市民・市民団体・事業者・市行政の役割を明らかにすることで、将来の世代に良好な環境を引き継いでいくことを目的としています。
本計画をとりまく国、県や本市の取り組みの動きや、市民意識の変化に対応していくため、計画期間を10年と定め、改定および見直しを行っています。これまでに策定した環境基本計画は以下の通りです。
これまで策定した環境基本計画名称 |
策定年 |
計画期間 |
---|---|---|
佐世保市環境基本計画 | 1997(平成9)年3月 |
1997~2006年 (平成9~18年) |
佐世保市環境基本計画(改定版) | 2008(平成20)年3月 |
2008~2017年度 (平成20~29年度) |
佐世保市環境基本計画(改定版)【中間見直し】 | 2013(平成25)年3月 |
2013~2017年度 (平成25~29年度) |
佐世保市環境基本計画(2018~2027年度) | 2018(平成30)年3月 | 2018~2027年度 |
佐世保市における将来の望ましい環境像として、「自然と共に生きるまち・させぼ」を掲げています。
本計画では佐世保市の環境を大きく6つの環境カテゴリーで捉え、それぞれについて基本目標を設定しています。このうち、基本目標6「環境保全活動の推進」については、すべての環境保全への取り組みの推進に資するとの認識から、基本目標1~5までの共通基盤と定めています。
また、平成30年度からは、佐世保市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を包含しています。
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