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更新日:2021年3月31日
Q7.名切俵町通線の日曜祝日の路上駐車規制解除はどうなりますか
Q8.「YOSAKOIさせぼ祭り」や「精霊流し」はどうなりますか
Q12.リニューアル事業の仕組みやこれまでの経過について詳しく知りたい
中央公園リニューアル(事業名:「中央公園整備及び管理運営事業」)とは、賑わいの減退した中央公園を民間事業者の創意工夫によって再整備する事業です。
リニューアルの範囲は、下の図面の着色(ピンク)部分です。
令和元年度に市はリニューアルにあたる民間事業者を決定しており、令和2年度から令和3年度にかけて再整備を行い、令和4年4月にリニューアルオープンする予定です。詳しいスケジュールはQ4をご覧ください。
なお、再整備後は、この民間事業者が中央公園の管理運営を担います。
中央公園は市の中心部に位置する公園でありながら、公園に求められる「市民の憩いの場」としての効用を十分に発揮できていない状況となっていました。
そこで、公園の本来の姿である「市民が憩い、親しみ、楽しむことができるような場所」となるよう、リニューアルを行うこととしました。
リニューアルにあたっては、時代にあわせて変化する利用者ニーズに柔軟に対応するため、これまでの行政による整備・管理・運営の手法を見直し、民間事業者のノウハウを導入することとしました。
このことは、この事業の「実施方針」において次のように掲げています。(以下抜粋)
「名切」と呼ばれる現在の中央公園を含む一帯は、戦前は公設市場や商店が並ぶ本市の中心部に位置する一等地でしたが、戦後、この地区は米軍に接収され、真白な建物が整然と並ぶ米軍住宅地として大きく様相を変えました。
昭和39年、著しく都市化が進展する中、「都市に緑を」という市民のニーズの高まりを受け、市が「この米軍住宅地区を移転し市民の公園としたい」という陳情を国に対して行い、この地区の日本への返還が実現したという経緯があります。市はここを市民総参加の「市民がつくる、市民のための公園」とするために、広く公園計画のアイディアを募集しました。そうして寄せられた500点を超える応募作品を参考として、憩いの森や水辺の散策道、噴水やナイター設備など現在の中央公園が設計されるに至ります。
このような経緯を経てオープンした中央公園は、市民の手によって多くのモニュメント、記念植樹が設置され、「おくんちさせぼ祭り」などの会場として親しまれてきました。
現在でもソフトボールなどのスポーツに活発に利用される他、「YOSAKOIさせぼ祭り」の会場として活用されるなど、幅広い活動の場として利用されていますが、開設から40~50年が経過し、公園施設の老朽化や児童文化館、プラネタリウムの移転などに伴い以前のような活気は見られなくなってしまいました。
一方で、これまで都市公園は、管理面における行政側の課題認識から、柔軟な利活用にブレーキがかかっている状況も見られましたが、近年、PFIや指定管理制度の導入などが進む中で、民間のノウハウを導入した運用によって利用者のニーズに沿った公園施設の設置や再整備が行われている事例も増えています。また、平成29年の都市公園法改正によってPark-PFI制度が創設されたことでその流れはますます加速するものと考えられます。
今回の事業においても、民間の柔軟な発想やノウハウによって中央公園に新たな価値を創出することで、市民の皆様が気軽に遊びに来られるような憩いの場として、また、郊外型の大型店などの影響で中心市街地から足が遠のいている子育て世代や若年層を中心とした交流の場として生まれ変わり、これまで以上に市民に愛される公園として次の世代へ引き継いでいきたいと考えます。
下の図のように民間事業者から提案されています。詳細はこちら(PDF:2,755KB)からご確認ください。
令和2年度は、公園施設の設計を行いました。令和3年度以降のスケジュールは以下のとおりです。
内容 | 時期 | ||
---|---|---|---|
工事 | グラウンド一帯 | ナイター施設等解体 | 令和3年4月~5月 |
園地(広場等)整備 |
令和3年5月~令和4年2月 |
||
屋内遊び場建設 | 令和3年5月~令和4年2月 | ||
自由提案施設(売店等)建設 | 令和3年9月~12月 | ||
旧児童文化館一帯 | 旧児童文化館等解体 | 令和3年5月~6月 | |
造成・園地整備 | 令和3年5月~11月 | ||
自由提案施設(キャンプ場等)建設 | 令和3年8月~令和4年1月 | ||
リニューアルオープン | 令和4年4月2日(土曜日) |
工事期間中、既存の駐車場は工事の資材置き場等として使用する必要があるためこれまで通りの利用はできませんが、図書館第1駐車場又は第2駐車場のどちらかは利用できるようにし、また、中央公園第1駐車場を暫定的に開放します。
詳細は下図をご覧ください。(拡大してご覧になる場合はこちら)
料金は以下の通りです。
車種 | 使用料 |
---|---|
普通自動車 小型自動車 軽自動車 |
最初の1時間は無料 以降30分までごとに100円 最大12時間までごとに800円 |
なお、Q5のとおりリニューアルオープンまでは無料でお使いいただけます。
日曜祝日の路上駐車規制解除は、もともと名切地区の公共施設(中央公園や交通公園、市民会館など)の利用者の利便性向上を目的として平成5年から実施されていますが、現在は名切地区の多くの施設が廃止や移転となり、路上駐車の目的が当初の目的に沿っていない状況が生じています。このため、今回の中央公園のリニューアルにあたってこの地域の公共施設に必要な台数を整理し、新たに駐車場を整備することとしたことから、リニューアル後の再オープンに合わせて路上駐車を再規制するよう、警察と協議を進めております。
令和3年度はスポーツ広場部分の工事のため、例年通り実施いただくことはできません。
令和4年度のリニューアル後の各催事の実施については、民間事業者や関係者と協議を行います。
天候等に左右されず、屋内で子どもが遊ぶことができる施設です。
下の図のような提案を受けています。
なお、この施設は武雄市に同様の屋内遊び場「メリッタKid's TAKEO」を展開する「株式会社メリーランド」による民営施設であり、所定の利用料金が設定されています。
料金は下記の通り提案されていますが、施設の利用状況や経営状況等に応じて変更される場合があります。
時間 | 料金 |
---|---|
1時間利用 |
2歳まで無料(以下同じ) 子ども500円 保護者500円 |
2時間利用 |
子ども750円 保護者500円 |
平日1日 フリーパス |
子ども1,000円 保護者500円 |
「庭建パークマネージメント株式会社」です。
この会社は、株式会社庭建、株式会社池田工業、株式会社縣北衛生社の出資により、中央公園リニューアルのための特別目的会社(SPC)として設立されました。
本市ホームページで随時情報を公表します。
また、事業者のWebサイトhttps://sasebo-central-park.com/(外部ページ)でもご確認いただけます。
「中央公園整備及び管理運営事業」のページにこれまでの公表資料や事業者選定の過程を掲載しています。
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