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更新日:2013年2月5日
佐世保市の林業について
佐世保市は、行政区域面積36,399haに対し森林面積17,616haで森林率が約48%で全国的にみると比較的森林率は低いものの、急峻な地形に都市が発展したことにより、都市部と森林がかなり密接な関係にあります。
森林面積のうち民有林におけるスギ・ヒノキなどの人工林率は約35%で、そのうち毎年約100haの森林整備が行われていますが、現在戦後に一斉に植栽された森林において伐期を迎えつつある人工林が多数あるが、現在の木材価格の低迷等により、間伐などの必要な森林整備が遅れ気味となっている状況です。また地形が急峻であることにより、高性能林業機械の導入によるコストの削減が難しいことも森林整備(特に利用間伐や主伐)が遅れている原因と考えられます。
森林整備にかかせない林道や作業路等の生産基盤についても、森林に対する林道密度が4.6m/ha(理想としては100m/ha)となっており、作業路の開設等の基盤整備がまだまだ必要となっております。
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