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更新日:2022年7月27日
5~11歳のmRNAワクチンについて、接種券が送られてきたら親御さん方が仕方なく打ってしまうのではないかと、とても心配です。一律送付は中止していただくよう何卒よろしくお願い申し上げます。
【令和4年2月受付】
小児(5~11歳)の新型コロナワクチン接種に関しましては、安全性等についてご心配のことと存じます。
新型コロナワクチンにつきまして、日本においては、医薬品医療機器等法に基づき、有効性、安全性を審査した結果、1月21日に小児(5~11歳)の接種に使用する新型コロナワクチンとして、ファイザー社のワクチンが薬事承認されました。また、同月26日には、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、小児に対する新型コロナワクチン接種について議論され、特例臨時接種として接種を実施する方向性について了承されました。小児に対する新型コロナワクチン接種が特例臨時接種として位置づけられた場合には、佐世保市においても接種券を送付し、接種を開始することとしております。
日本小児科学会としましては、子どもをコロナウイルスから守るためには、周囲の成人(子どもに関わる業務従事者等)へのワクチン接種が重要としながらも、基礎疾患のある子どもへのワクチン接種により重症化を防ぐことが期待されるほか、小児(5~11歳)の健康な子どもへのワクチン接種は12歳以上の健康な子どもへのワクチン接種と同様に意義があるとの見解を出されています。基礎疾患をお持ちの子どもさん等、接種を希望され、接種券をお待ちの方も多数いらっしゃいますので、そういう方についてもご理解をいただければと存じます。
また、ご承知のとおり、ワクチン接種は義務ではありません。佐世保市におきましても、ワクチンの安全性や副反応等につきましては、ワクチン接種を受けるメリットとデメリット、ワクチン接種を受けない場合のリスクなどを含め情報を十分にお伝えしてまいります。その上で、市民の皆様には、かかりつけ医にもご相談の上、接種するかどうかを決めていただきたいと考えております。最終的には、ご本人様(16歳未満は保護者)同意の上での接種を実施してまいりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。
いずれにいたしましても、本市といたしましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を抑え、一日も早く収束に向かいますよう取り組みを進めてまいりますので、今後とも、基本的な感染症対策にご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。
【令和4年3月回答】
保健福祉部保健福祉政策課
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