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更新日:2020年3月9日

【市長への手紙】動物愛護について

ご意見内容

本市の動物愛護センターについて、2021年度から運用する方針との記事を読みました。

ある市では、野犬を捕まえて1週間後には殺処分すると聞いたため、そういう犬を佐世保市で請け負うことができないでしょうか?

また、長野市では、譲渡対象犬が17歳という高齢でも大事にされていると聞くので、佐世保市もそういうすばらしい保健所になってほしいと思っています。私もボランティアでできることはやりたいですし、避妊や去勢の必要性を伝え、命の大切さを伝える機会があればと考えます。

【令和2年1月受付】

回答要旨

このたびは、貴重なご意見をいただきありがとうございます。

新聞記事でご存知のとおり、現在、動物愛護センター(仮称)の2021年度の運用開始に向け、準備を進めております。

本市におきましては、捕獲された野良犬について、ほぼ全てが飼い主に返還されるか、新しい飼い主に譲渡しております。一方、飼い主等から飼育不能として持ち込まれる老犬や子猫などにつきましては譲渡活動を行っておりますが、全ての譲渡までには至っていないのが現状です。

新しい動物愛護センターでは、これまでできなかった犬の長期飼育や子猫の飼育を実施することで、譲渡の機会を増やし、これまで以上の殺処分の減少を図ってまいりたいと考えております。

一方で、本市でも、引き取られた野良犬による重度の咬傷事故なども発生しており、野良犬の譲渡推進につきましては、様々な困難が伴うものと認識しております。本市としましては、捕獲した野良犬の譲渡について、ドックトレーナーや獣医師会と協力しながら殺処分を行わないように努力していきたいと考えております。

次に、他都市の犬の引き取りですが、計画しております動物愛護センターでは、市内で収容された犬猫の飼育管理や譲渡に必要な規模の施設として整備を行っており、施設面、体制面ともに他の自治体で収容された犬の引き取りを行うことは想定しておりません。しかしながら、今後、センターにおける譲渡の取り組みを進める中で、よりよい動物愛護行政が推進できるよう様々な可能性を研究していきたいと考えております。

また、本市の動物愛護行政を進める上で、ボランティアの方々の協力は大変重要なものと考えており、いくつかのボランティア団体やトレーナー等の専門的な知識を持たれた方々のご協力により業務を進めております。センターの設置後は個人ボランティアの方々も積極的に参加できる仕組みについても研究してまいりたいと考えております。

取り扱い課

保健福祉部生活衛生課

お問い合わせ

総務部広報広聴課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-2184

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