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更新日:2026年6月5日

【市長への手紙】ひうみ町小中学校の新設について

ご意見内容

地域に暮らす一人の保護者として、子供たちの通学環境について強い懸念を抱いており、このたびご意見をお伝えしたく筆を取りました。

現在、ひうみ町から小学校・中学校への通学は距離が長く、特に中学校へはアップダウンの激しい道を3km以上歩かなければならない状況です。遠い上に高低差のある通学路を、子供たちは毎日重い荷物を背負って登校しています。夏場は猛暑が厳しく、今後熱中症などの危険も懸念されます。さらに、国道沿いは交通量が多く、安全確保が難しいのが現実です。雨の日には大塔小学校前に送迎の車が集中し、道路が通れないほど混雑することもあります。

私自身、毎朝子供たちを見送っていますが、登校する子供たちは皆、下を向いて歩いており、その姿を見るたびに心配になります。子供たちが安全に、そして少しでも笑顔で学校に通える環境を整えることは、地域の大人としての責任であると感じています。

つきましては、ひうみ町の頂上にある使われていないグラウンド跡地を活用し、「中高一貫校」もしくは「中学校単独」での新設を検討していただけないでしょうか。
通学距離を短縮し、安全を確保するだけでなく、学習時間や家庭での時間も確保でき、子供たちの心身の負担軽減にもつながると考えます。

また、教育環境の整備は子育て世帯が安心して移住・定住したいと思える地域づくりにも直結します。特に高齢化が進む大岳台地域の再活性化につながり、若い家族世代の流入促進にも寄与するはずです。

高齢化と人口減少が進む佐世保市にとって、子供たちの安全と教育の充実は、未来を支える最も重要な投資だと考えます。どうか地域の現状をご理解いただき、前向きなご検討を賜りますようお願い申し上げます。
【令和7年10月受付】

回答要旨

子どもたちの安全と教育環境を考慮した貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

学校の通学距離については、国が、小学校でおおむね4km以内、中学校ではおおむね6km以内という基準を定めており、本市の小・中学校においても同様に基準を適用しております。
そして、小・中学校の校区につきましては、佐世保市通学区域審議会で距離や安全面などを考慮しながら審議し、通学区域を定めております。
また、全国的な人口減少に伴い、佐世保市でも児童生徒数の減少や学校の小規模化が進行しています。
しかしながら、児童生徒が集団の中で、多様な考えを理解し、認め合い、協力し合いながら成長することを促進するために、切磋琢磨する環境は、一人ひとりの資質や能力の向上に重要であると考えられており、国は小・中学校ともに「12学級以上、18学級以下」を標準としており、一定の集団規模を確保することが望ましいとされています。
本市では、この国の考えに基づいて佐世保市学校再編計画を策定し、子どもたちにとって最適な学びの環境を整えています。
日宇中学校におきましては、令和7年度現在で通常学級が16学級あり、適正規模を維持しています。
ひうみ町に新たな中学校を設置すると、小規模校が2つできることが予想されるため、現時点では新設の予定はございません。
このような状況についてご理解いただければ幸いです。

加えて、登校の様子についてもご心配をいただいておりますが、関係の小・中学校においては、家庭学習に不要な教科書等は学校に置いておく取り組みをすすめており、通学する子どもたちの荷物を軽減しております。
併せて、子どもたちの様子を適宜把握するとともに、子どもたちの悩みについては、子どもに寄り添った対応を行っております。
教育委員会におきましても、子どもたちの状況を確認しながら、佐世保市の子どもたちが笑顔で学校に通えるよう、今後も教育の充実に努めてまいります。

今後とも、子どもたちの通学環境や教育の向上に努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【令和7年11月回答】

 

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