ホーム > まちづくり・環境 > 景観 > 表彰制度 > 佐世保市景観デザイン賞 > 「第9回佐世保市景観デザイン賞」が決定されました
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更新日:2017年7月27日
佐世保市では、「心やさしい海辺のまち・佐世保の景観づくり要綱」に基づき、周囲の景観と調和し、またはデザインが優れているといった建物等を市民の皆さんから募集し、「佐世保市景観デザイン賞」として選定し、表彰を行っています。
第9回を迎えた今回(平成18年度)の景観デザイン賞は、応募総数62件(応募者数46名)のご応募があり、重複等を除いた選定対象の48件について、平成18年12月25日に開催された「第16回佐世保市都市景観づくり委員会」で選定を行い、以下の3件が選定され、決定されました。
また、平成19年3月19日に市長応接室にて表彰式が執り行われ、梅ヶ枝酒造株式会社代表取締役長野公道さんらに表彰状と記念品が贈られました。
梅ヶ枝酒造は、佐世保市南部の宮地区の豊かな自然あふれる田園地帯に、江戸時代中期よりたたずんでいます。
安政7年(1860)に建てられた母屋をはじめとして、明治期までに建てられた建物がまとまって保存され、今もなお大事に活用されており、国の登録文化財にも登録されています。
周辺の自然環境を背景としたそのたたずまいは、佐世保を代表する造り酒屋としての風格を感じさせるものがあるとして選定されました。
針尾地区にそびえ立つ巨大な3本の無線塔は、大正11年(1922)に旧海軍により建設されたものです。
135m(3号塔は137m)にもおよぶ高さと、それぞれが1辺300mの正三角形の形に配置されたその姿は、建設当時のコンクリート技術の高さを今に伝えるとともに、針尾地区のランドマークとして佐世保市の景観的シンボルにもなっており、市の歴史を物語る貴重な近代化遺産の一つであるとして選定されました。
海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー)は、旧海軍時代の佐世保水交社の跡地に、当時の水交社の建物を一部残しながら、旧海軍時代から現在の海上自衛隊にわたる史料展示施設として建てられています。
佐世保の港の歴史を伝える史料館としての本来の役目もさることながら、八角形の装飾屋根をはじめとした当時を忍ばせるその特徴的な外観自体が、かつての佐世保のまちの記憶を思い起こす一つのモニュメントとなっているとして選定されました。
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