ホーム > まちづくり・環境 > 景観 > 表彰制度 > 佐世保市景観デザイン賞 > 「第8回佐世保市景観デザイン賞」が決定されました
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更新日:2017年8月29日
佐世保市では、「心やさしい海辺のまち・佐世保の景観づくり要綱」に基づき、周囲の景観と調和し、またはデザインが優れているといった建物等を市民の皆さんから募集し、「佐世保市景観デザイン賞」として選定し、表彰を行っています。
第8回を迎えた今回(平成17年度)の景観デザイン賞は、応募総数48件(応募者数34名)の応募があり、重複等を除いた選定対象の35件について、平成18年1月16日に開催された「第14回佐世保市都市景観づくり委員会」で選定を行い、以下の3件が選定され、決定されました。
また、平成18年3月28日に市長応接室にて表彰式が執り行われ、以下の受賞者の皆さんに表彰状と記念品が贈られました。
(西九州倉庫株式会社1号、7号、8号倉庫、西日本冷凍株式会社前畑工場の4棟)
「西九州倉庫株式会社1号倉庫」 |
「西九州倉庫株式会社7号倉庫」 |
「西九州倉庫株式会社8号倉庫」 |
「西日本冷凍株式会社前畑工場」 |
前畑地区にはかつての旧海軍の工場などを転用した倉庫群が数棟現存しています。中でも大正期に建てられたこの4棟は規模が大きく、煉瓦や石といった素材が用いられたことによりそれぞれが特徴的な外観を有しており、今もなお現役としてその威容を誇っています。佐世保の港の歴史を語る上で貴重な存在であり、大切にしたい佐世保の景観のひとつであるとして選定されました。
国見山に代表される豊かな緑に囲まれた自然環境の中、柔らかな曲線が伸びやかに広がる「むくり」のついた大屋根と深い軒により創り出される外観が、現代技術でありながらも巧みに和風にまとめられ、周囲の山並みに溶け込むようによく調和しています。訪れる人々の心を和ませてくれるかのようなその姿は、自然と歴史のまち世知原町の新しいシンボルとしてふさわしい建物となっています。
約400年の歴史を誇る三川内焼は、佐世保市を代表する伝統産業です。平戸藩の御用窯として発祥して以来、唐子絵や加飾の技といった繊細で高度なその伝統技術を育み、守り支えてきたのがこの三川内山の地です。焼き窯がガス釜となった今でも、この伝統の地の風格を物語り、山あいの焼き物の里としての風情を醸し出しているのがこの煙突群であり、かけがえのない佐世保の景観のひとつであるとして選定されました。
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