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更新日:2023年6月5日
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日清戦争において、日本は台湾を植民地として獲得した。日本政府は台湾総督府を設け、統治・開発に乗り出したが、住民の抵抗もしばしば起こっていた。明治30年(1897)に起こった住民の抵抗運動でも佐世保鎮守府所属の海防艦海門が出動した。荒天を突いて陸戦隊の上陸を試みたが端艇が転覆し、8名が命を落とした。この石碑はその慰霊のため有志の寄付によって建立された。台座には寄付者の一覧が刻まれていたが、剥落してしまいほとんど読むことはできない。この石碑は近代日本が西洋列強に倣い帝国主義へと突き進んでいった時代の一端を物語るものである。
未指定
佐世保市元町5-24教法寺境内内
佐世保市医療センター入口バス停下車徒歩1分
常時公開
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