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更新日:2022年2月24日
佐世保市の海域は大きく分け、内湾の特性をもつ大村湾海域、多くの島と複雑な海岸線をした九十九島海域、五島灘に浮かび、沖合いの漁場の特製を持つ宇久海域に大別されます。
その海域では、それぞれの海域の特性に合った漁業が営まれております。
主に小型底曳き、採介藻、刺網等の漁業が営まれております。また、海域の特徴である静穏域を利用したカキ養殖も行われています。
佐世保港では「漁船の操業制限等に関する法律」によって提供水域が設定されており、漁業活動が制限されています。このため、海域の漁業者は、湾外への出漁を余儀なくされています。
また、一部の静穏域ではハマチ・マダイを中心に魚類養殖も行われています。
イワシ・アジ・サバ等を対象としたまき網漁業、タイ・イサキ等を対象にした一本釣漁業、その他ゴチ網、刺網等の漁船漁業が幅広く行われています。特に小佐々地区においては、漁獲したイワシを原料にイリコの生産が盛んに行われています。
また、複雑な海岸線で形成される磯では、アワビ・ウニ・ヒジキ等の採介藻漁業が営まれ、島影等の静穏域では、ハマチ・マダイ・トラフグを中心とした魚類養殖およびカキ等の貝類養殖が盛んに行われています。
宇久地区では天然礁および魚礁に生息するイサキ・タイ等を対象にした一本釣、対馬暖流にのって回遊するヨコワ等を対象にした曳網漁業、沿岸域での延縄、刺網漁業など小型漁船を使用した漁船漁業が営まれています。
また、沿岸域の岩礁地帯では、アワビ・ウニ等の採介藻漁業が営まれていますが、近年磯焼けの影響で危機的な状況となっています。
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