更新日:2017年12月14日
電気柵の適正管理と事故防止について
静岡県において、野生鳥獣による被害防止のための電気柵に起因する死亡事故が発生しました。
本市においてもイノシシ被害防止のための電気柵が全域に設置してあります。事故が起きないよう、以下のことに注意してください。
なお、市で導入している電気柵は乾電池式やバッテリー式です。通常の使用方法であれば問題ありません。
電気柵を設置・使用する場合
- 取扱説明書等に従い、正しい方法により設置してください。
- 電気柵を使用中であることを知らせる「危険表示板」を必ず設置してください。
- コード(電線)のたるみや切断がないか定期的に見回りを行い、適正な管理を徹底してください。
- 絶対に電源(コンセント)から直接つながないでください。漏電や火災などの危険性があります。
- 電源(コンセント)を利用した電気柵を使用する場合は、必ずPSEマークが付いた漏電遮断機、ACアダプターを接続してください。
- PSEマーク・・・電気用品安全法により、漏電などの検査で安全性が確認された電気製品に取得表示が義務づけられたマーク。
事故防止のために
- 設置してある電気柵には触れないでください。
- 仮に、誤って触れた場合は静電気のようなショックを受けますが、電流は約1秒間隔で瞬間的に電気を流すパルス出力であり、間隔があいているため手を放すことができます。ただし、雷発生時は、落雷がなくても高圧電気が柵線に影響を及ぼすことがありますので、ご注意ください。
- ペースメーカーや除細動器を装着している方は、直接電気柵の線にふれないようにして下さい。機器に影響を与え、人体に重大な影響をおよぼす可能性があります。