ここから本文です。
更新日:2024年3月11日
宇久島では、島の約4分の1以上に太陽光パネルが設置される計画が進んでいると聞きますが、この件は事実でしょうか?地域住民の声は太陽光発電設置に賛成なのでしょうか?
先日も大規模太陽光発電が風光明媚な阿蘇山や湯布院に設置されているのを目の当たりにし、目を疑いました。
本来自然を守る方が地球温暖化には効果的だと思いますし、雨や夜には発電しない太陽光発電はイニシャルコストをかける割には発電単価が高いものになります。一生活者としても再エネ賦課金の負担も益々増加する一方で生活に負担が増えて来ます。
しかし、何よりも本当に自慢のできる自然豊かな島が破壊されるのが一番心苦しいのです。私の実家付近の国宝に指定されている神社の山にも太陽光発電建設が市民が知らないうちに始まっていました。しかし地域住民の猛反対で建設工事がストップし計画自体も白紙に戻りました。どうぞ長年にわたり守られてきた島を我々の時代で破壊しないようにお願いします。違った形でのエネルギー政策は十分検討の余地があるのではないでしょうか。先ずは建設計画についての真偽をご返答お願いします。
【令和5年8月受付】
お尋ねいただきました計画につきましては、民間事業者「宇久島みらいエネルギー合同会社」が計画されているものになります。
事業者の計画では、借地面積約730㏊、そのうち太陽光パネルの設置面積は約250~280㏊、それ以外の土地は、通路、管理用道路、防災施設、緑化帯等として使用される予定となっております。宇久島(寺島を含む)の面積は約2,600㏊ですので、太陽光パネルの設置面積は10%程度になるものと思われます。
太陽光発電事業に対する賛否については、賛成・反対どちらもいらっしゃいますが、地元の各種団体(区長会やPTA、育成会など)で構成し、豊かで住みやすい地域づくりを推進する市民団体「宇久地区自治協議会」では、中立を表明されております。
本市では、当該事業が関係法令に基づいて対応されているかを確認することのほか、事業者に地元住民の皆様に対して十分かつ丁寧な説明を行っていただくよう、機会があるごとに要請しており、防犯等対策については、事業者主催の協議会が設置されております。
協議会には、地元自治会や学校、警察署、行政が参加し、事業の進捗にあわせて協議が行われており、本市としましては、今後も関係者と連携しながら、安全・安心なまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
【令和5年8月回答】
企画部宇久行政センター住民課
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください