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更新日:2024年10月4日
夫の仕事の関係で海外在住ですが、後期高齢者の親が早岐地区に住んでおります。これまでは救急病院が近くにあるので安心しておりました。
最近、長年お世話になっていた病院が急にクローズになり、早岐エリアに唯一あった救急病院がなくなりとても困っております。
昔からあった救急病院がなくなるとたくさんの地域住人は緊急時に行ける救急病院がありません。
佐世保市の問題として取り上げていただきたくメッセージさせていただきました。病院の再建もしくは新しい病院について是非検討してください。どうぞよろしくお願いいたします。
【令和6年7月受付】
当該病院は、12の診療科と180の病床を有する東部地区の基幹病院として、また、二次救急医療機関として、本市のみならず、西海市など近隣市町の救急医療におきましても、長年にわたりご尽力いただいており、その功績は大きく、地域への影響は決して小さくはないと認識しています。
市民の皆様、そして特に、入院患者様とその家族の皆様、外来受診で通院されてきた皆様におかれましては、大変不安を感じておられることと存じます。
現在の状況ですが、6月20日現在で76名いらっしゃった入院患者様は、新たな医療機関・施設などに転院が完了し、外来患者様におかれましても、地域の医療機関での受け入れが開始されたと伺っております。
救急医療体制につきましても、他の二次救急医療機関による受入れ体制を調整しているところです。
ここで、佐世保市の医療体制についてご説明させていただきますと、現在本市では、救急医療体制を維持するため、患者様の症状によって次のとおり受け入れる病院が分かれています。
今回、病院がこのような事態になられたことの影響は大きく、救急医療をはじめ、これまでと同じような医療体制を維持することは、非常に難しい状況にありますことから、直ちに、市内の二次救急医療機関・医師会・消防を交えた議論を開始したところです。
急速な少子高齢化が進み、現役労働世代が減少していく中、新たな病院設置につきましては、医療従事者の確保(特に医師と看護師)などの点からも難しい状況にあります。病院とされても他の医療法人への事業譲渡などを模索する中で、ご検討いただいたところもあったようですが、お話がまとまらなかったということをお聞きしています。
本市といたしましては、今ある医療資源の中でいかに効率的に連携しながらこの難局を乗り切るか、その方策を検討しているところであります。今後も医療機関と協議・調整しながら、医療体制の確保に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【令和6年8月回答】
保健福祉部医療政策課
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