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更新日:2022年9月29日
小、中学校でのコロナ対策について、お願いしたいことがあります。
これから段々と暑くなってきますが、子どもたちが授業中はもちろん、登下校時や屋外授業、外遊びでもずっとマスクをつけることを余儀なくされています。熱中症にならないかととても心配しています。
実は昨年、佐世保市内の小学校の屋外授業で、マスクを着用して体調を崩した子が複数人いました。全国ではマスクを着用して体育の授業を受けたお子さんが亡くなる事故が起きました。事故が起きてからでは遅いと思います。
屋外授業、体育、登下校時にマスクを外す声掛けをするように、学校の先生方に呼び掛けていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
【令和4年4月受付】
学校における新型コロナウイルス感染症の感染対策につきまして、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。これから暑くなるにつれ、マスクの常時着用による子どもたちの健康と安全を心配されてのご意見と重く受け止めております。
学校における新型コロナウイルスの感染症対策については、文部科学省が示す「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」に則って実施しております。
同マニュアルには、学校教育活動においては、児童生徒及び教職員は身体的距離が十分とれないときはマスクを着用するべきと示されてしておりますが、学校教育活動の態様や児童生徒等の様子などを踏まえ、臨機応変に対応することとされており、以下の場面ではマスクの着用は必要ないとしています。
また、登下校においては、夏期の気温・湿度や暑さ指数が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあることから、マスクを外すように指導することとなっており、自分でマスクを外してよいかどうか判断が難しい年齢の子どもへは、積極的に声をかけるなどの指導を行うこととしています。(マスクを外す場合は、人と十分な距離を確保すること、会話を控えることについても併せて指導することとなります。)
暑さに体が慣れていない時期は、熱中症の危険性が高まるとされておりますことから、上記の対応については、各学校に対して通知を行い、熱中症事故の未然防止に努めてまいります。
あわせて昨年度より、環境省・気象庁による「熱中症警戒アラート」の運用が開始されたことから、こちらにつきましても、情報提供を行い指導してまいります。
新型コロナウイルスの感染状況は、今なお予断を許さない状況であり、今後も引き続き、感染症対策についてご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
【令和4年4月回答】
教育委員会学校保健課
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