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更新日:2019年7月10日
なぜ、市バスをなくしたのですか?市役所の財政は赤字なのですか?
【平成31年4月受付】
交通局の会計は、佐世保市の一般会計と切り離された交通局単体の独立した会計となっており、運賃収入等で成り立っています。
交通局の乗合バス事業は例年赤字であり、駐車場事業の収入でカバーすることで黒字となっていました。しかし今後は、燃料費の上昇等の影響もあり、駐車場事業の収入をもってしても赤字に転じることが想定され、さらに厳しい状況に立たされることが考えられました。
一方で、市営バスと西肥バスが競合する街中では、あまり人が乗っていないバスが連続して来るといった「ムダの多さ」も指摘されており、バス事業者の経営を悪くしている大きな原因となっておりました。
このような課題の解消に向けて、佐世保市では平成26年度からバス路線の再編に取り組み、バス事業に関する様々な調査・分析を行った上で、将来にわたってバス路線を維持することを目的として、「交通局を廃止し、西肥自動車に路線を集約した上で、させぼバスが一部路線の受託運行を担う」という方針を示し、これに基づき平成31年3月24日から新しいバス運行体制がスタートしております。
皆様の大切な移動手段である路線バスを今後も維持していくため、バス事業者とともに努力してまいりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。
企画部地域交通課
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