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更新日:2017年8月10日
地域の実情に即した畜産振興の展開。
大規模経営農家が多く、1農家あたりの飼養頭数は市内最大となっています。
このような現状をとらえ、今後も牛舎整備や農作業機械の導入をおこない、大規模農家の育成に取り組みます。
従来から水田放牧(稲を植えない水田に、牧草を植え付け牛を放し飼いすること。)が盛んな地帯です。
しかし、山間地が多く、農家の高齢化が進むなか遊休農地が多く点在しています。これらの農地を荒廃化から守るため、今後は遊休農地への放牧も推進します。
(水田放牧の様子)
市内最大の繁殖牛地帯です。島内には豊かな草資源があり、宇久地区の畜産を支えています。
しかし、未だ手つかずの野草地が多くあることから、これを有効利用し放牧場の整備と放牧の推進を図ります。
(豊かな草地が広がる宇久)
地産地消の声が高まるなか、「安心・安全・おいしい」牛肉をみなさまへお届けするために、また、「長崎和牛のブランド確立」のためには、肥育農家の支援は不可欠です。
安定した経営を図るため、大規模経営の育成(牛舎整備や農作業機械の導入)を図り、あわせて消費拡大のための販売促進活動を支援します。
牛乳の消費低迷や環境への配慮など、その現状は厳しいものがありますが、安定した経営を支援するため、近代化施設(ミルキングパーラー、大規模堆肥舎)の整備に取り組みます。
また、酪農(おおきく言えば「畜産全体」)への理解を得るため、ミルクツーリズム等の交流型・体験型イベントを支援し、地域に親しまれる酪農を目指します。
農家の高齢化や後継者不足が深刻な中、ヘルパー組織の支援、農作業の受委託制度(コントラクター制度)の確立を推進します。
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