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更新日:2017年8月9日
佐世保市は、畜産業が盛んな街で県北有数の畜産地帯です。
現在、牛(肉用牛=約4,600頭、乳用牛=約1,000頭)、豚(約200頭)、鶏(採卵鶏=約36,000羽、肉用鶏=90,000羽)などが市内各地に数多く飼養されています。
畜産業とは、動物を飼養し乳製品や肉などを得ることによって、生活に役立てる産業のことです。これを営み生計を立てる農家を畜産農家といいます。佐世保市には、牛、豚、鶏などが市内各地に飼養され、これにより生活する畜産農家が数多くあります。
大きく分けて「肉用牛」と、「乳用牛」に分けられます。
「繁殖」、「肥育」、「一貫」経営に分けられます。概ね生後約6ヶ月で肉豚として出荷されます。
大きく分けて「採卵鶏」と、「肉用鶏」に分けられます。
「採卵鶏」 |
卵を産む鶏のこと。 |
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「肉用鶏」 |
食用に供される鶏のことです。購入されてきたヒナは、約52日間飼養され出荷されます。 |
これら、卵や鶏肉を生産し販売する農家を「養鶏農家」といいます。
佐世保市は、平成17年4月の吉井・世知原町、平成18年3月の宇久・小佐々町、平成22年3月の江迎・鹿町町との市町合併により県内有数の肉用牛生産地帯になりました。
ここでは、畜産の中でも合併により重要な基幹作目となった「牛」についてスポットをあて、現状をお知らせします。
繁殖牛は宇久町を中心に、市内全域で約、2,800頭が飼養されています。
また、肥育牛は旧佐世保市を中心に約1,800頭が飼養されています。
繁殖経営が盛んな宇久町・世知原町・吉井町・小佐々町・江迎町・鹿町町と肥育経営の盛んな旧佐世保市の合併により、市内一貫生産(子牛の生産から牛肉ができるまでの行程)が可能となり、「長崎和牛ブランド確立」も期待できます。
(市内で生産された子牛たち)
(おいしさ抜群「長崎和牛」)
酪農は、主に旧佐世保地区で行われています。
酪農では、大規模経営を目指す一方で、衛生面や環境へ配慮した近代化施設(ミルキングパーラー、大規模堆肥舎)を積極的に整備しています。
また、牧場体験等(乳搾り体験、哺乳体験など)のイベントを開催し、地域のみなさんとの交流を図っています。
佐世保市は、県北一の酪農地帯です。毎日おいしい牛乳がみなさんの食卓へおくられ、健康な体づくりに貢献しています。
(近代化施設による搾乳の様子)
(牧場体験の様子)
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