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更新日:2017年9月22日

ため池とは

Q&A.ため池とは

ため池とは、田んぼに使う水をためておく池のことです。また、ため池は地域の防災としての役割も果たしています。他にも、魚、昆虫、鳥等のさまざま生物の生息場所となっており、農業用施設としてはもちろん、生物の生活の場としても重要な役割を担っています。また、ダムとため池の違いについては一般的に、堤防の高さが15m以上をダム、15m以下をため池と区分しておりますが、本市においては、当てはまらないものもあります。

ため池形態別の特徴

ため池の形態は、立地により谷池と皿池に区分されます。

  • 谷池:山間や丘陵地で谷をせき止めて造られたため池
  • 皿池:平地の窪地の周囲に堤防を築いて造られたため池

谷池は山間部、丘陵地といった上流部に多く立地され、皿池は平野部に、立地されています。それぞれの特徴として、谷池は貯水機能が主であるのに対して、皿池は貯水機能とともに用水の中継地の役割をし、洪水の調節機能を持っています。

ため池形態別の特徴(土地改良事業設計指針より)

項目

谷池

皿池

堤高

大(4m以上9m未満は67%)

小(2m以上5m未満は68%)

堤長

小(100m以上は28%)

大(100m以上は77%)

貯水量

小(10千立方メートル以上は28%)

大(10千立方メートル以上は67%)

満水面積

小(1ha以上は31%)

大(1ha以上は50%)

流域面積

大(10ha以上は61%)

小(10ha以上は46%)

設計洪水量

大(1立方メートル/s以上は66%)

小(1立方メートル/s以上は47%)

注1)ため池整備実態調査(平成10年度から平成14年度整備を対象)による。

注2)()内は各形態別のため池で、その範囲が占める割合である。

お問い合わせ

農林水産部農林整備課

電話番号 0956-24-1111

ファックス番号 0956-25-1710

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