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更新日:2024年3月11日
佐世保に住んでいてずっと変えて欲しいと思っていることがあります。それはゴミの補助券についてです。1人5枚で1年間なんて到底足りません。
補助券がある時はゴミ袋は安く買えますが、なくなったらたった4枚、しかも破けやすい袋に800円以上も払わないと買えません。補助券がないならクリーンセンターに持ち込めば袋を買うよりは安くつくかもしれません。でもこの場合ガソリン代がかかります。今やガソリンもリッター180円近くなっているのでこちらも痛い出費です。
佐世保市以外の方に補助券の話をするとみんながびっくりします。うちは大で10枚500円くらいだよ?とか、同じ長崎県で雲仙に住んでいる友達も大で8枚入って220円だよと言われます。
正直羨ましいと思うし、佐世保から出た方が生活しやすいんじゃないかなとまで感じます。
昔からゴミの出し方に課題があって、今は補助券で落ち着いたのかもしれませんが、きっとこれは私だけではなくたくさんの市民の方が不満に思っている事だと思います。今一度補助券制度について考え直していただきたいです。
【令和5年9月受付】
このたびは、市長への手紙にご意見をお寄せいただきありがとうございます。
本市での家庭系ごみの制度につきましては、ごみの減量・資源化を進める有効的な方法として、「2段階有料(一定量無料)化制度」を実施しております。
この制度は、一定量(1人あたり年間900ℓ)のごみは処理手数料を無料とし、一定量を超えたごみは処理手数料を有料(1組(180ℓ)当たり840円)とすることで、市民の皆様にごみの減量化や分別の徹底等に取り組む意識や積極性を高めてもらうための制度となっており、2段階有料化制度に変更後、当市の家庭系ごみは40%以上削減されております。
この制度につきまして、様々なご意見がありますことは認識しており、○○様からも、「1人5枚で1年間なんて到底足りない」とのご意見をいただきました。一方で、現状を見てみますと、ごみ袋購入補助券を使用せずに購入される指定ごみ袋の割合は全体の5%程度で、ほとんどの市民の皆様が900ℓ/年の範囲内で排出されております。
また、「雲仙市のごみ袋料金」についてご提示いただきましたが、他自治体の多くが採用している「単純従量制」は、はじめから袋代にごみ処理手数料を含んだ料金となっており、単価は安いので安価に感じますが、結果的に高い処理手数料を支払っていることになります。もし、現在の本市の2段階有料化制度から単純従量制に変更すると、現状で処理手数料が賦課されていないほとんどの市民の皆様に負担を強いることとなります。
令和2年度に行った市民アンケートでは、良い方式であり「このまま続けるべき」(積極的支持)との回答は全体の67.2%、問題があるので「変更した方がよい」との回答は14.4%で、積極的に支持はしないまでも変える必要もないと考える「どちらでもよい」13.2%を考慮すると、現行制度に対してあまり不満がないと考える回答者は8割超という結果となり、この結果も踏まえ、令和8年度までの2段階有料化制度の継続が確定しております。
しかしながら、前回のアンケートから3年経過しており、佐世保市民のご意見を再度確認するため、今年11月下旬から約1ヶ月間Webアンケートを実施する予定にしております。回答者の範囲も広げたことから、市民の皆様のご意見を幅広く聴くことができると考えております。今年度のアンケートの結果から、令和9年度以降の制度の継続または見直しを検討する予定としております。
今後も皆様の声をいただきながら、本市の環境行政の推進に努めてまいりますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
【令和5年9月回答】
環境部廃棄物減量推進課
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