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更新日:2020年3月9日
就学支援金の件ですが、現在親の年収と子供の人数は考慮されているようですが、ほとんどの家庭が年齢の違う兄弟だと思います。
しかし双子や三つ子など多胎出産をして子育てをしている家庭については考慮されていないようです。同じ4人の子供でも一年間にかかる費用は双子、三つ子の方が出費が大きいと思います。修学旅行や入学など一人だと払える額ですがその2倍3倍となると年収と子供の人数だけで考えるのは少し違うのではないでしょうか?
【令和元年12月受付】
いただきましたご意見には、教育委員会総務課からお答えいたします。
まず、現在、教育委員会で行っている制度についてご説明させていただきますと、教育委員会には、小学生と中学生のお子様をお持ちで、経済的に就学させることが困難な保護者様に対して、給食費や修学旅行費など学校教育で必要な経費を援助する「就学援助制度」があります。
この制度の対象としては、生活保護受給に準ずる程度に困窮している世帯と定めているため、認定時には生活保護基準を基礎として審査を行っているところです。
審査の際は、各世帯の人数や年齢、お子様の人数については考慮して判定しておりますので、お子様を多くお持ちの保護者様の判定をする場合は、その点を配慮して行っております。
現在のところ、生活保護基準に多胎児世帯への加算扶助がないため、現時点においては就学援助認定審査に多胎児世帯への考慮は検討しておりませんが、ご指摘のとおり、多胎児世帯におかれては、経済的なことに加え、身体的・精神的にも大変なご苦労があることと思います。このことにつきましては、今後の課題として、他市の状況も研究し、子育てしやすい街になるよう努めてまいりたいと思います。
なお、就学援助の申請は、世帯の状況変化に伴い、随時受け付けておりますので、教育委員会もしくは、お子様が通われている学校へ遠慮なくご相談くださいますようお願いいたします。
教育委員会総務課
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