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更新日:2024年4月24日
佐世保市では、子どもたちのむし歯の低減を図るとともに、将来的なむし歯のリスクを低下させることを目的に、平成25年度から「フッ化物洗口(フッかぶつせんこう)推進事業」を開始しました。
フッ化物洗口(厚生労働省e-ヘルスネットのページが開きます)は、むし歯予防効果が高い方法であると同時に、集団で利用することにより継続して実施できる方法です。
本市の12歳児1人あたりの永久歯の平均むし歯数は、平成25年度(2013年度)に、保育所、幼稚園等(対象4、5歳児)、及び小学校において集団によるフッ化物洗口の取り組みを開始してから少しずつ減少してきています。
グラフ中、集団フッ化物洗口実施施設率とは、佐世保市内の保育所、幼稚園等、及び市立小学校において集団フッ化物洗口実施している施設の割合です。
長崎県が、詳細な分析を行った「フッ化物洗口効果検証に関する報告書(令和2年3月)」を公表しています。
保育所・幼稚園でフッ化物洗口を推進していただくために、フッ化物洗口の標準的な実施方法、各種様式等を「フッ化物洗口マニュアル」としてまとめました。
保育所・幼稚園でフッ化物洗口を導入する際にはご覧ください。
上記マニュアルの9ページから13ページに掲載している各種様式及び記入例
むし歯の成り立ちや、フッ化物の効果・利用法・安全性に関するリーフレットです。保育所、幼稚園等で実施する集団フッ化物洗口開始時の保護者説明会※などでご利用ください。
リーフレットは、健康づくり課窓口でもお渡しすることができますので、お尋ねください。
※フッ化物洗口は強制ではないので、自己決定権を侵害しないよう、実施する個々人の自由な意思決定のため、熟慮するための機会を保障する必要があります。保護者に具体的な方法、期待される効果、安全性などについて保護者を対象とした説明会等を開催し、十分に情報提供を行いましょう。
フッ化物洗口は歯科医師の指導のもと実施するものです。特に、新規でフッ化物洗口を開始する施設は、歯科医師から直接、指導や説明を受ける機会を設けるようにし、保護者に配布する資料については、配布の都度、歯科医師からの指導を受け、その指示に従って配布するようにしましょう。
保護者から質問があった場合には、歯科医師に質問のあった事項について連絡し、歯科医師の回答を保護者に伝えるようにしましょう。
<表面>
<裏面>
佐世保市フッ化物推進事業補助金交付要綱に基づき、当該年度(4月1日から翌年3月31日まで)の間に、補助事業者が当該施設で実施するフッ化物洗口事業に対し補助金を交付します。
次の1~7のいずれかに該当する施設又は事業を運営する団体の代表者
フッ化物洗口事業に要する経費のうち、次の1と2で算出した額の合計
(ア)と(イ)の金額を比較して少ない方の額
(ア)実支出額(保護者負担額等の収入がある場合は、これを除く)
【薬剤費】ミラノールもしくはオラブリス
【消耗品費】ポリコップ、ディスペンサーボトルなど
(イ)補助基準額772円×期間率×実施者数
【期間率】フッ化物洗口を実施する月数(実施開始日の属する月から実施最終日の属する月までの月数)/12ケ月
実施者の期間率が異なる場合は、それぞれの期間率ごとに算出し、それらを合計した額となります。
過去に同じ経費に係る補助金の交付を受けたことのない場合に限る
(ウ)と(エ)を比較して少ない方の額
(ウ)実支出額(保護者負担額等の収入がある場合は、これを除く)
(エ)5,000円
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お問い合わせ
〒857-0102佐世保市高砂町5-1(中央保健福祉センター5階)
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